BiSH モモコグミカンパニー、豆柴の大群 ハナエモンスター、渡辺淳之介［イベントレポート］＜おうち入学式2021＞で届けた新入生への想い「とにかく好き勝手やってください」

同イベントは、昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、オンライン授業や新入生歓迎会の自粛など思うような学生生活のスタートを切れない新入生に向けて、“少しでも勇気を与えたい”、“学生生活に希望を持ってほしい”という想いが込められたオンライン入学式。

まず、新入生に向けて、モモコグミカンパニー、ハナエモンスター、渡辺淳之介が、それぞれお祝いの言葉をプレゼント。

モモコグミカンパニー：
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます！　春から新しいことを始めたいって言う人はいっぱいいると思うんですけど、やる前から〇×をつけずに一歩踏み込むことが大切なのかなと思います！　私も頑張ります！

ハナエモンスター：
入学おめでとうございます。めんどくさいなと思うこともこれから増えていくと思いますが、一緒にぶつかっていきたいと思います！

渡辺淳之介：
みなさんご入学おめでとうございます。僕は大学は6年行って親に迷惑かけたんですけど、こんなに自由に楽しめる時期はないのかなと、今思い出しても思いますし、とにかく人生はやったもん勝ちだと思っているので、今リモートで色々なものも始まったりすると思うんですけど、とにかく自分の好きなことをただ好き勝手にできる時期ってなかなかないので、とにかく好き勝手やってください。素敵なキャンパスライフを楽しんでもらいたいなと思います”と、お祝いの言葉をプレゼントした。

続いて、「お悩み相談コーナー」では、出演者たちが事前にTwitterに寄せられた多くのお悩みに親身になってアドバイス。また、学生時代に関する質問にも回答しながら、学生時代のエピソードについてトーク。

――僕はおしゃべりが大好きで、友達と話したりと話す機会が多いんですけどふと思いついたことを言ってしまったり、言い間違えたり、変なことを言ってしまったりするので、言い間違えたあとのケアだったり、ウマく話す方法を知りたいです（レンタ）。

モモコグミカンパニー：
私ができてるかどうかは分からないですけど、BiSHは6人いて、メンバーとお仕事していて思うことなんですけど、話すのがウマい人って聞くのがウマい人かなって私は思っていて、自分でがっちり固めて頭の中の言葉を出すより、人の話をちゃんと聞いて受けた感想を言う方がウマく喋れる気がします。まずは聞くってことかな。

土佐兄弟の弟・有輝：
モモコさんは生放送でちょっと（変なことや間違えたことを）言っちゃった時、その後のフォローはどうしてますか？

モモコグミカンパニー：
ほったらかしにしちゃうことが多いんですけど、今の時代SNSとかLINEとかもあるから、そこでメッセージを送ったりしてあの時はごめんねってフォローするのもありなんじゃないかなと思います。

――将来の夢があるんですけど、親に遠回しに反対をされています。私の人生だから私がしたいことをしたいって思っていても親不孝なのかなと思ってしまいます。諦めた方が良いのでしょうか？（キョウコ）

ハナエモンスター：
実は私、WACKのオーディションを親に無断で出してたんですよ。受かってから親に言いました。お父さんから勉強を頑張れば許してくれると言われたので、私は条件をのんで勉強を頑張りました。自分の頑張りを見せればもしかしたら応援してくれる側に回ってくれると思うので頑張ってください。

キョウコ：
ブライダル関係の仕事に就くのが夢なので応援してもらえるように頑張ります。

――高校の同級生がいなくて、友達がゼロからのスタートなので友人関係を広げるのが大変です。どうしたら友人関係が広がりますか？（ネネ）

渡辺淳之介：
誰かに話しかけてもらったら相槌を打つこと。あとは何か話しかけてもらった時に、相手の話を全部オウム返しすること。例えば“今日ラーメン屋行って”って言われたら、“あ！今日はラーメン屋行ったんだ”って返すと、向こうも話ちゃんと聞いてくれてるって思ってくれるので、この子と話しやすいなって思ってもらえるし、話も続くと思います。全部返せば友達みたいな雰囲気になるので（笑）。

ネネ：
実践してみてとてもよかったので、オウム返ししてみたいと思います。

――お姉ちゃんのアイスを勝手に食べてしまい喧嘩中です。どうやって仲直りすればいいでしょうか？（ハルカ）

土佐兄弟の兄・卓也：
やってしまったことを正直に言ってくれたらお兄ちゃんお姉ちゃんは怒らないと思うんですよね、弟妹が可愛げを持って謝れれば、むしろ“怒っちゃってごめんね”ってなるので、原因を作ったのなら謝ればいいと思います。

有輝：
多分、兄ちゃん姉ちゃんの方が気にしていると思うよ、“やべー、揉めちゃったよ”って感じで思ってるはずだから、そんな気にしなくていい。あっけらかんとしていれば自然歩み寄ってくるはずだからそれで解決かな。自分たちも何かあった時に“ネタ飛ばしてごめん”って言ってくるのはお兄ちゃんからです。だから、歩み寄ってくるのを待ってていいよ。

卓也：
まあ、弟がそう言っているのでそうしてください（笑）。

――モモコさんの大学時代にやっておけばよかったなというような後悔はありますか？

モモコグミカンパニー：
周りの友達で留学する子が多かったんですけど、私はちょっと怖くてできなかったんですよね、当時。でも今思うと留学1ヵ月でも行っておけばもうちょっと明るい人になれたかなとか、もうちょっと精神鍛えられたかなとか、思っちゃいますね。

有輝：
逆にやっといてよかったことはあります？

モモコグミカンパニー：
BiSHのオーディションを受けに行く！ですかね。1番はやっぱり。大学在学中にけっこう私本屋さんに行くのが好きで、けっこう学校サボって本屋とか行ってたんですよ。その時にパラパラ見てたオーディション雑誌でBiSHのオーディションを発見して、フラッと受けに行ったら今の人生がある、って感じなので。もともとこういう世界に行きたいっていうそういう欲があまりなかったので、あの時見つけてよかったなってすごい思います。

卓也：
なんとなくアンテナを張りながら色々興味あるところに足を運んでみるっていうのがいいってことですよね。

――学生時代で1番恥ずかしかった出来事などはありますか？

ハナエモンスター：
高校生の時に自称妖精って言ってたこと。高校生ってTwitterやるじゃないですか。Twitterのプロフィールに○○高校の妖精って。不思議なキャラで通したくてウィッグとか被って学校行ってましたね。 不思議な子って思われたかったんですよね。周りと違う考えを持ってるアピールをしたかったんです。ただこう話してる今では恥ずかしいですけど（笑）。

――渡辺さんは高校の時どのようにして進路を決めましたか？　今、高3で進路が決まらなくて困っているので教えてほしいです。

渡辺淳之介：
僕、高校中退したんですよ。大学行かなきゃと思って大検受けて大学に行きました。今やってることと繋がっているけど、レコード会社に入りたくて。入るためには大学卒業してないとだめだって書いてあったので、ただ単に入っただけ。必要に迫られてでしかなかったです。大学とか学校行ってた4年間で1番身になったことは、大学生って暇だったんですけど、友達とその中で培ったものが今の社会人生活に活きてきたりしています。余暇を楽しむって部分が1番大事になります。何を選んでもいいと思うけど、遊ばせてもらってスタートの起点になって、今でも好きだった映画の話を話させてもらったり、MV撮影の時もこういう映画の雰囲気にしたいとかに繋がってるので、大学生活は勉強しろっていうか、語学はやった方がいいけど、遊んだ方がいいと思います。後は男子に言いたいんですけど、女の子ととにかく恋愛してほしいです（笑）。

――1番印象に残っている先生はどんな先生ですか？

卓也：
高校時代バンドをやっていて、文化祭の後夜祭でトリを務めることになったんですよ。ただ、自分たちの出る時間が体育館の使用時間をギリギリ過ぎるくらいだったんですけど、その時に、イベントを仕切っていた先生が“いや、おれ時計を持っていないから、知らねえよ”って言ってくれて、ここぞの時に好きなことをやらせてくれる先生のことを今でも思い出しますね。

有輝：
ナカモト先生っていう、口調とかもすっごい優しい先生なんですけど、1回クラスメイトのタナカがすっごい騒いだ時に“おい、タナカ！　殺すぞ！”って怒って、そこからナカモト先生の授業ではふざけないようになりましたねー。

また、2021年11月12日（金）、13日（土）、14日（日）に開催される＜AGESTOCK2021 in TOKYO DOME CITY HALL＞への出演が決定しているBiSHと豆柴の大群。2人はこの出演に関して、力強く意気込みを語る。

モモコグミカンパニー：
AGESTOCKさんのライブ毎回出させていただいてて、今回も呼んでいただいてありがたいです。楽しみます！

ハナエモンスター：
高校生の時にお客さん側としてBiSHさんのステージ観に行っているので、憧れのBiSHさんと同じステージに立てることを楽しみにしています！

最後に、改めて新入生に向けてメッセージを送り、＜おうち入学式2021 presented by AGESTOCK＞は終演した。

モモコグミカンパニー：
新入生の方々、いろんな不安あると思うんですけど私もけっこう後悔することとか恥ずかしいこととかいっぱいあったんですけど、何とか大人になれてきたので、何事も臆せず頑張ってください！　私も頑張ります。

ハナエモンスター：
環境の変わり目で不安な気持ちもあると思うんですけど、体調に気をつけて勉強などさまざまなことを楽しんでください。ご入学おめでとうございます！

渡辺淳之介：
改めて、ご入学おめでとうございます。学生時代っていうのは僕が振り返ると十何年前になるんですけど、当時学生時代に失敗したことはミジンコみたいなことにしかならないので、とにかくやって、失敗するってことが大事なのかなと思います。僕も未だに思い出す恥ずかしい思い出はあるんですけど、それが最終的に十何年後にいい思い出になりますから、とにかくやったもん勝ちの精神でやってもらえたらなと思います。みなさん楽しんでください！”、

卓也：
大学4年間は長いようで短いです、大学の時に培った知識は役に立っているので毎日何かやってやろう、何か楽しいことをやってやろうという気持ちで過ごしてください！

有輝：
高校生活が恋しくなったら土佐兄弟の動画を観てください！