泡恋[ライブレポート]1stワンマンで明らかになった“成長過程の危うい可愛さ”! 7/7に1st SGも決定

泡恋[ライブレポート]1stワンマンで明らかになった“成長過程の危うい可愛さ”! 7/7に1st SGも決定

Pop'n'Roll 編集部

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2021.03.29
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元HKT48の冨吉明日香とHOT DOCKが共同プロデュースする「泡恋」が、3月27日(土)に初のワンマン公演<わたし、泡恋しています。>を渋谷studioWで開催した。この日は新衣装のお披露目とともに、新曲の発表やメンバー1人1人のチャレンジ企画なども行われた。到着したレポートをお届けする。

<わたし、泡恋しています。>2021年3月27日(土)渋谷studioW

泡恋のライブは「野良猫」から幕を開けた。可愛く猫の手のポーズを示しながら、4人は舞台の上で無邪気に戯れだす。その姿に甘い刺激を受けた観客たちもフロア中で跳ねだした。もちろん、4人の甘えた仕種に魅了され、舞台上を食い入るように観ている人たちの姿もある。

軽快にステップを踏みながら続いては「シンデレラ」へ。彼女たち自身が、何時か輝くシンデレラになることを夢見ている乙女たちだ。少しもどかしい歌声や踊りも含め、成長過程の中に生まれる危うい可愛さが今の泡恋の魅力。

4人の挨拶に続き、ここからは、各メンバーによる「チャレンジ企画」のコーナーへ。トップを担ったのが、櫻井むむ。彼女はIZ*ONEの「Panorama」のダンスにチャレンジ。櫻井むむは、可愛らしさの中へセクシーさも交えたダンスを披露。らしい"可愛さ"の中へ、少し大人の女性の"色香"を加えて見せてきた。

次に登場した吉川あみは、NiziUの「make me happy」に乗せ、縄跳びの二重飛びに挑戦。何度か挑戦しながら、ようやくクリア。

<わたし、泡恋しています。>2021年3月27日(土)渋谷studioW

双葉ゆめは、アコースティックギターを手にyuiの「CHERRY」を弾き語りでカバー。手元を確認しながら、甘いウィスパーで優しく弾きながら歌う双葉ゆめの姿を、誰もが微笑ましい視線を送りながら見つめていた。

<わたし、泡恋しています。>2021年3月27日(土)渋谷studioW

海辺を舞台にしたショート映像や仕事風景を映したメイキング映像を挟み、蒼く淡い新衣装に着替えを終え、メンバーたちがふたたび舞台へ姿を現した。元気よく新曲の「栞」を歌いだすメンバーたち。その姿は、可愛らしい人形のよう。気持ちを一つに歌う4人の姿が、とても清楚で愛らしい。

続く「Sun Flower」に乗せ、4人は躍動した姿を描きながら、その先に見える光(未来)へ手を伸ばすように歌っていた。“みなさんのために心を込めて歌います”と泡恋が次に披露したのが、晴々とした気持ちへ導く「クリスマスに書いたラブレター」。キラキラした輝きを放つ開放的なポップチューンで、これぞまさに青春模様の見える王道アイドル曲。

本編最後を飾ったのが、河西りせの「チャレンジ企画」。彼女の弾くキーボードの音色に合わせ、櫻井むむ・吉川あみ・双葉ゆめの3人がAKB48の「桜の木になろう」を歌唱。河西りせの奏でる、ゆったりとしたエレピの音色へ、3人が優しく歌声を寄り添えてゆく。4人が心のリズムを一つに重ねながら、想いを込めて歌う姿が愛らしい。何時しかメンバーたちどうしで寄り添いながら、気持ちを一つにした歌と演奏を届けてくれた。

<わたし、泡恋しています。>2021年3月27日(土)渋谷studioW
<わたし、泡恋しています。>2021年3月27日(土)渋谷studioW

ファンたちの熱い手拍子に迎えられ、メンバーらがふたたび舞台へ。アンコールで泡恋は眩しい輝きを集めるように、胸弾む新曲の「次の桜が咲く頃までには」を歌いだした。舞台上で躍る4人の姿は、ひらひらと舞い躍る桜の花びらのよう。淡く清楚な曲調が輝きを増すごとに、彼女たちの歌声も目映さを増していった。

最後に泡恋は「こころね、ビードロ」を歌い、ふたたびフロアに熱い風を吹かせてくれた。メンバー自身も力強くステップを踏みながら、心の底から沸き立つ楽しいという気持ちを思いきり歌声やパフォーマンスにぶつけていた。

歌い終わりにはメンバーたちがこの日の感想を述べた。

河西りせ:
デビューしてから思うように活動できなかったこともあったけど。ここまでみなさんついてきてくださってありがとうございます。7ヶ月経って成長したなと思ってもらえましたか?まだまだ課題はたくさんありますけど、これからも頑張っていくので応援してください。

吉川あみ:
こんなに来てくださると思っていなかったのでビックリしてるんですけど。個人的には、二重飛びができて良かったなと思っています。わたしはダンスがすごく苦手ですが、二重飛びが出来たことをきっかけに、わたしもキレッキレに躍れるようになりたいと思います。デビューしてからの7ヶ月間で気持ちもガラッと変わり、やっとアイドルになれたと実感しています。

双葉ゆめ:
このワンマンライブが決まってから今まで、嬉しいことも悲しいこともいろいろあったんですけど。一人一人チャレンジを披露できて良かったし、新曲を披露できたのも、「聞きたい」と言ってくださるみなさんのおかげだと思っています。大学も卒業し、これからはアイドル活動を頑張っていきたいと思っています。

櫻井むむ:
泡恋のライブを見て、嬉しがったり泣いてくれたりというみんなの反応を見るたびに、アイドルになれて良かったなと思っています。これからも、応援されることが当たり前だと思わずに頑張っていきたないと思いました。

最後に、プロデューサーの冨吉明日香が舞台に登場。この日披露した新曲の「栞」と「次の桜が咲く頃までには」を収録した音源を、7月7日にシングルCDとして発売することを発表。その言葉を聞いて涙ぐむメンバーたちの姿が初々しかった。

7月7日の発売日に向け、泡恋がどんな風に成長していくのか、新しい楽しみが増えたのは間違いない。

<わたし、泡恋しています。>2021年3月27日(土)渋谷studioW
<わたし、泡恋しています。>2021年3月27日(土)渋谷studioW

わたし、泡恋しています。

2021年3月27日(土)
渋谷studioW

セットリスト

「野良猫」
「シンデレラ」

-チャレンジ企画-
櫻井むむ
「Panorama」(IZ*ONE)のダンス
吉川あみ 
縄跳びを使っての二重飛び
双葉ゆめ
「CHERRY」(yui)のアコギ演奏。

「栞」
「Sun Flower」
「クリスマスに書いたラブレター」

-チャレンジ企画-
河西りせのキーボード演奏に乗せ、櫻井むむ・吉川あみ・双葉ゆめの3人が歌う形で「桜の木になろう」(AKB48)を披露
-ENCORE-
「次の桜が咲く頃までには」
「こころね、ビードロ」