田中美海、芹澤優、若井友希、本泉莉奈[イベントレポート]<AnimeJapan2021>出演!『やくならマグカップも』の魅力を語る

田中美海、芹澤優、若井友希、本泉莉奈[イベントレポート]<AnimeJapan2021>出演!『やくならマグカップも』の魅力を語る

Pop'n'Roll 編集部

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2021.03.27
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TVアニメ&実写『やくならマグカップも』のメインキャストを務める田中美海、芹澤優、若井友希、本泉莉奈の4人が、3月27日(土)に開催されたAnimeJapan2021の無限大REDステージに登壇。本作の魅力を語るトークショーを実施した。到着したオフィシャルレポートをお届けする。

本作はもともと、焼き物(美濃焼)の街として知られる岐阜県多治見市の町おこしプロジェクトとしてスタート。フリーペーパー形式でコミックの発刊に始まり、スタートから10年以上を経てこのたびアニメ化されることになった。

イベントでは4人とも“多治見の人、見てる?”、“アニメになったよ!”と満面の笑顔で呼びかけ。これまで4人はプロモーションでラジオ番組などにも出演してきたが、田中は“地元の方々の愛を感じます”と語り、若井も“地元の方から、写真が送られてきたりするんです。『駅にポスターあったよ』とか”と嬉しそうに明かす。

実写パート『やくならマグカップも-やくもの放課後-』では4人が実際に多治見市を訪れてロケを行っており、陶芸にチャレンジしたり、多治見のグルメ、観光、ショッピングなどを楽しむ姿が映し出される。芹澤は多治見ロケについて“もともと、私たちは事務所も同じで交流があったんですが、カメラを忘れるくらい素で楽しんでました”と撮影であることを忘れるくらい、楽しんだと振り返る。

田中は陶芸体験が楽しかったようで“みんな、個性豊かだから(笑)、全然(予想と)違うものが完成したり…。集中してみんな、カメラを忘れて無言になったり(笑)”と述懐する。

田中美海

食事もおいしかったようで、芹澤は“多治見に行ったことがなかったので何が名物なのかわからなかったんですが、行くと町じゅうがいい匂いで誘惑だらけなんです。ウナギがおいしかったです!”と満面の笑み。田中は“作品に出てきたものを食べたりもしてるので、聖地巡礼できます”とアピールした。

若井は“私は岐阜県出身で多治見に行ったことはあったんですが、知らないことがこんなにあるのか! と思いました。行ってこそわかる食べ物、観光名所、歴史的な建物もあったりして陶芸だけじゃない魅力があります。地元が近い人も、意外と知らない箇所もあると思うので、ぜひ足を運んでほしいです。インスタ映えする場所も多いです!”と呼びかけた。

また本泉は“お買い物、メチャクチャしました! カメラが回ってないところで(笑)。ご飯を食べに行ったら、お店にショップが併設されていたりして、帰りは荷物がたくさんでした”と満足そう。芹澤は“親を連れて行ってあげたい”と友達同士だけでなく家族と一緒でも楽しめると語った。

本泉莉奈

4月2日に放送が開始となるアニメでは、本作のメインキャラクター豊川姫乃(CV:田中美海)、久々梨三華(CV:芹澤優)、成瀬直子(CV: 若井友希)、青木十子(CV:本泉莉奈)の4人が「MUG-MO」というユニットを組んでオープニングテーマ「扉を開けたら」を歌っている。

田中は“カントリーチックでギターが素敵で『やくも』感がオープニングから出ています”と語り、芹澤は“『開けてみなきゃわかんない』という歌詞も、(焼いて、窯を開けるまでどうなっているかわからない)陶芸もそうだし、姫ちゃんのキャラも『やってみないとどうなるかわかんない』というところがある”と作品にリンクしていると語る。

芹澤優

若井は“PVを見たとき、多治見の風景にマッチしすぎてて、ぴったりだなと思いました”とうなずき、本泉は、収録を振り返りつつ“みんな地声に近い感じで、いい意味で考え過ぎずにナチュラルに歌えたと思います”とニッコリ。田中は“まさかオープニングを歌うと思ってなかったです。(作品の)世界観が聴いただけでわかるってすごいなって思いました”と喜びを口にしていた。

また、これまでラジオで放送されてきた『やくならマグカップも~織部学園放送室~』がYouTube配信されることも決定。さらに<AnimeJapan2021>の期間中、都内を本作のラッピングが施された多治見市の“痛公用車”や10トントラックが走行することも明かされた。

配信イベントの最後に4人はそれぞれ作品への思い、ファンや多治見市の人々への感謝の思いを吐露。本泉は放送開始を前に“いまはみんなでヤイヤイとできないので、おうち時間のお供にしてほしいです。実写パートはありのまま、プライベートで4人で遊びに来たテンションで、いままで見られなかった表情も見られると思うのでぜひ見守ってください!”と語った。

若井は“岐阜出身の身としては、多治見市を全国に知っていただけるのはすごく嬉しいです。アニメで陶芸をやるシーン、姫乃たちが成長していくシーンも感動しますし、なんでもないような女の子の日常にほっこりする作品になっていると思います。実写パートはそのままの街を聖地巡礼してるので、いまはすぐに行くことはできないけど、まずは目で聖地巡礼して実写も楽しんでいただけたら嬉しいです”と呼びかける。

若井友希

芹澤は“フリーペーパー時代からしたらかなり時間が経っていますが、ついに放送始まるということで、私たちのワクワク感もすごいけど、これまで関わってきた方たちの『ついに!』という気持ちがあると思います。いま、私たち4人が前に立っていますが、みんなの気持ちを背負って、できるだけたくさんのひとに多治見市を知っていただき、好きになってほしいと思います。実写パートは私が見られます(笑)。忘れないでね!”としっかりアピール。

そして、最後に田中は“ついに放送が始まるということで、ずっとずっとアニメ化に向けて発信してくださったスタッフのみなさんは本当に長い間、『やくならマグカップも』への愛を注ぎ続けてくださって、それがやっと多治見から全国に発信できると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。ラジオやラッピングカーもあったり、地元の方の応援あってこその『やくならマグカップも』だなと思います。(コロナ禍が)落ち着いたら、全国のみなさんが多治見に集まってくださるんだろうなと思うと、胸があったかくなります。姫乃がどう成長を遂げていくかもそうですし、実写とアニメが合わさった作品もなかなかないので、新しい気持ちになれると思います。(実写パートの)『やくもの放課後』のPVの最後の方で、友希ちゃんがメッチャ泣いてましたが、何で泣いてるかはぜひその目で確かめてほしいです! 多治見の魅力、焼き物の魅力、かわいい姫乃たちがどうストーリーを生み出していくのか楽しみに待っていてくれたら嬉しいです。絶対に見てください!”と力強く呼びかけ、イベントは幕を閉じた。

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