FES☆TIVE［ライブレポート］8人新体制での快進撃への狼煙を上げた新木場の夜
Pop'n'Roll 編集部
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FES☆TIVEが、本日3月25日（木）にUSEN STUDIO COASTにて8人新体制初ワンマンライヴ＜FES☆TIVEスペシャルワンマンライブ We Are oneness in新木場StudioCoast＞を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
撮影：new163
髙木ゆりあ、小野寺偉音、緑川優愛が加わった8人新体制の新たなスタートをいち早く目撃すべく熱いファンが、春の訪れた新木場に大集結。開演前からこれから始まるFES☆TIVE新章への期待が高まる。
開演時刻になるとオープニング映像が映し出され、いつもとは違う演出に会場の熱気は一気に高まりを見せ、4月28日にリリースする新曲「人類！WE ARE ONENESS！」の壮大なイントロとともに、バックライトで照らされたメンバー1人ひとりが登場。8人のシルエットが揃ったと同時にメンバー全員の“WE ARE ONENESS！”の掛け声をきっかけに一気にステージが明転。新曲にもかかわらず会場のファンも一緒にフリコピをし、ワンマンライヴの開幕にふさわしい勢いに溢れた光景を描いた。
2曲目には、こちらも新曲となる「マジカルパレード2021」（※新シングル「人類！WE ARE ONENESS！」TYPE-B収録）を披露すると、観衆は大きな歓声を上げることができない分、身体全体と熱い気持ちを込めて、客席ではジャンプとウェーブで盛り上がった。
「夏色とりどリボン」から「カマキリさんVSひつじさん」へと繋ぎ、最初のMCを挟み、新メンバーを含めた挨拶へ。“みなさん！ 今日は最後まで楽しみましょう！”と、メンバー全員で会場のテンションを高めた。
暗転とともにメンバーは立ち位置にスタンバイ。八木ひなたが“心拍白昼夢（シンパクデイドリーム）”とタイトルコールすると、イントロで土光が歌い出し、FES☆TIVEにとっての切な系ソングを投下。同曲の振り付けは、彼女たちらしい力強さよりも、ジャズダンスやモダンダンスを匂わせる、しなやかさがあるのが特徴だ。
6曲目ではここ最近のライヴで沸き曲としても人気の「ダ・パンデミック」、繋ぎのダンスから「サカサマサマー」、「オトメ、ケセラセラ」と立て続けに激しいダンス曲を披露し、会場のボルテージも一気に上昇した。
2度目のMCからスクリーンに映像が映し出され ファンクラブ『神輿の会』の開設と、5月から11都市を巡る全国ツアー2021＜祭祭祭祭祭祭祭祭＞（＃ママママママママツリ）の開催を発表。さらにメンバーにもサプライズの形で、8月9日（月・祝）のZepp Haneda公演をアナウンス。青葉が嬉しさが溢れ、声を詰まらせる場面もあった。
後半戦は「ゴートゥーフェス」、代表曲「OIDEMASE〜極楽〜2021」、「ゆらゆらゆらり恋心」、「しゃかりきトップランナー！」と、畳み掛けるような熱いセトリに。
アンコールの手拍子の中、再び映像が映し出され、衣装チェンジしたメンバーが再登場。「トーキョードリームパレード」、「FESTIBLUESKY」、そして最後にライヴアンセム「ハレとケ！あっぱれ！ジャパニーズ！」で締め、圧倒的な一体感を生み出し、笑顔が絶えなかったワンマンライヴの幕を閉じた。
2021年再びスタートラインに立ったFES☆TIVEの快進撃が、ここから始まる……そんな予感を覚えさせるライヴであった。