アプガ(2)[ライブレポート]躍動感溢れるダンスと表情豊かな歌で魅せたあお組4公演「今日までに学んだこと鍛えて来たことは、アプガ(2)でも発揮できるように頑張っていきます」
Pop'n'Roll 編集部
Pop'n'Roll 編集部
-
ポスト
-
シェア
-
ブックマーク
アップアップガールズ(2)が、3月24日(水)に東京・表参道GROUNDにてグループ初の試みのユニット公演<アップアップガールズ(2) あお組4>を開催した。今年2月に結成4周年を迎え、2月16日(火)に10thシングル「強がりライライライ/セメテセメテ/ぱーれぇ~/ガラスの純情」を発売したばかりのアプガ(2)。彼女たちは、年内にZepp Tokyoでのワンマンライブ実現を目標に掲げ、攻めの姿勢で活動中だ。今回、8人のメンバーが2組に分かれ、それぞれの個性を発揮したライブを開催することに。あお組4は、高萩千夏(23)、佐々木ほのか(15)、森永新菜(19)、島崎友莉亜(18)というラインナップ。ダンスが得意なメンバーが多いことから、自らをダンス部と称し、カッコよさと可愛さを全開にしたライブで楽しませてくれた。同公演は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮した形で行なわれ、観客はハンドクラップやペンライトを振ってメンバーを応援した。本記事では、そのオフィシャルレポートをお届けする。
高萩、佐々木、森永、島崎のメンバー4人がステージに登場すると、「ガラスの純情」からライブをスタート。揺れ動く想いを表現するように、感情たっぷりなパフォーマンスを見せる。一転して、楽しさ溢れるディスコチューン「ぱーれぇ〜」を披露し、会場を一気に華やかなムードに染め上げた。
MCコーナーに入ると、高萩が“今日は、あお色4での初の単独ライブです。4人のよさが思いっきり出せるライブにできたらと思います!”と声を上げる。続けて“私たち、グループ内でもダンスが好きで得意な方のメンバーが集まっているので、勝手にダンス部って名乗ってるんです”と語り、そのままダンス部の役職込みで自己紹介をしていった。高萩は“ダンス部部長です。私は、切れやしなやかさのあるメリハリの利いたダンスが得意なんですけど、最近はいい年齢にもなってきたので、今日は大人っぽい表情のできるダンスをお見せしたいです”と語った。
島崎は“ダンス部の書記担当です。可愛いダンスならゆりにお任せください。そして、ヒップホップをやっていたので、たまにいかついダンスも出ちゃうかもですけど、小さい身体で大きいダンスに注目して見てください!”と声を上げる。
佐々木は“ダンス部副部長のほーちゃんです。ほーちゃんはダンスが大好きだし得意だし、今回はいろんなジャンルの曲をさまざまなダンスで表現していけたらと思います!”と語る。
<2020ミス・インターナショナル日本代表選出大会>Webジェニック賞受賞者の森永はラップで自己紹介を行ない、さらに“ダンス部平部員です。私はK-POPが好きなので、ガールズのダンスが得意です。ただ、最近可愛いダンスを研究して頑張っているので、今日はそちらの方も注目してください!”とコメント。
あお組4は、普段以上に筋トレにも励みこの日のステージに挑んだという。高萩は“今日は、一生懸命練習して来た成果をお届けできるライブにしたいと思います!”とライブへの意気込みを口にした。
ライブに戻るとメンバー4人は、青空を感じさせるエモいロックチューン「ブルースカイブルース」で躍動感溢れるステージを見せる。
そして、℃-uteの「まっさらブルージーンズ」を披露。メンバー4人は、キレのいい歌とダンスでファンを湧かせる。間奏では、自分たちでアレンジを加えたダンスも見せる。アイドルの大先輩の名曲を自分たち流に料理し、観客のテンションをさらに高めていった。
企画コーナーでは、<ダンス部のしりとりダンスコーナー>を実施。こちらは、メンバー1人ひとりが即興ダンスを作り、前の人の振りを覚えつつ4人でワンフレーズのダンスを完成させるというもの。高萩、島崎、森永、佐々木の順で、それぞれがここぞとばかりに力の入ったダンスを披露。自分たちのハードルを自分たちで上げてしまった結果、最後に4人全員で踊ったワンフレーズのダンスは微妙な出来となったが、自分たちに甘い採点で強引に成功をファンにアピールした。
再びライブに戻ると、サクライケンタが楽曲提供したラテンフレイバーのアップチューン「強がり ライライライ」をアクト。大人っぽい情熱的なパフォーマンスで観客を魅了する。
続けて、パワーたっぷりな攻め曲「っていう初恋のお約束」を歌唱し、メンバー4人は力強い歌とダンスで観客を圧倒する。さらに、こぶしファクトリーの「明日テンキになあれ」をカバー。困難を乗り越えて明日に向かっていくというメッセージを、渾身の力をこめて観客に届けた。
汗だくのメンバーは、ライブの感想を述べていく。
佐々木は“初めて4人でライブをするということで、自分たちで曲順を決めたり、どうやったら4人のライブでみなさんを楽しませられるかすごい考えました。4人の絆もグンと深まりましたし、このライブでほーちゃんいろんなことを学びました。これからもアプガ(2)もほーちゃんもどんどん成長していきます。ぜひみなさん、私たちについて来てください!”と元気に語った。
島崎は“全部がメンバープロデュースのライブで、今日は自分たちのやりたいことを実現できました。とてもワクワクしたし、改めてライブを作るのは楽しいなと思いました。アプガ(2)の8人でも、まだまだできることがたくさんあると思うので、これからもいろんなことに挑戦していきたいです。とても刺激になりました。ゆりもこれからできることをいっぱい増やして、もっともっと頑張っていきます!”と声を上げた。
そして彼女たちは、シンガーソングライターももすももすが手掛けたロックチューン「セメテセメテ」を歌唱。メンバー4人は、儚さと強さが交差する楽曲を渾身の歌とダンスでエモーショナルに表現する。
ラストは、可愛くポップさ溢れる「両想いの♡しるし」を投下。初恋感たっぷりな明るくキャッチーなナンバーを、メンバー4人はワチャワチャした雰囲気で届け、ファン全員をハッピーな空気に包んだ。
最後に、高萩が“初めてのユニット公演で、普段より人数が少ない分1人ひとりがより頑張らなきゃいけないし、それぞれが学んだことあったし、成長するのにめちゃくちゃいい機会でした。今日までに学んだこと、鍛えて来たことは、アプガ(2)でも発揮できるように頑張っていきます。あお組4、もっと成長していきましょー!”と口にし、観客の温かい拍手が湧き起こってライブは終了となった。
カッコよさとエモさと可愛いさたっぷりの歌とダンスで楽しませてくれたあお組4。
3月26日にはもう1つのユニット、吉川茉優(22)、鍛治島彩(21)、中川千尋(16)、新倉愛海(17)による桃色4の<アップアップガールズ(2) 桃色4>のライブが開催される。こちらのライブへの期待も大きい。
そして、3月27日には、両ユニット揃い踏みの公演<アップアップガールズ(2) あお組4と桃色4でLet'sぱーれぇ〜>も開催される(両日とも会場は表参道GROUND)。あお組4と桃色4の直接対決では、果たしてどんな戦いをくり広げるのか。
アプガ(2)ユニットバトルに、ぜひとも注目してほしい。
関連リンク