AKB48[ライブレポート]震災復興への深い想いを届けた特別公演「これからも支援活動を続けていきたいと思います」
Pop'n'Roll 編集部
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AKB48が、本日3月11日(木)にAKB48劇場にて<東日本大震災復興支援特別公演〜誰かのためにプロジェクト2021〜>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
オープニングで『誰かのために』プロジェクトの10年の活動を振り返るダイジェスト映像が映し出され、向井地が“本日はここ秋葉原のAKB48劇場から総勢30名のメンバーで、笑顔と元気が届くような劇場公演をお届けしたいと思います”と挨拶。
「ヘビーローテーション」「会いたかった」「恋するフォーチュンクッキー」「大声ダイヤモンド」をはじめ、東日本大震災の被災地へ向けての震災復興応援ソングとして制作された「風は吹いている」「掌が語ること」など、この日のためのセットリスト全15曲を披露した。
柏木が“2011年の12月のクリスマスに福島県を訪れた時、せっかくのクリスマスだからと、体育館で子供たちとクリスマスソングを歌ったりプレゼントを渡したりして過ごし、すごく喜んでくれたことが印象に残っています。震災から10年が経ち、最近は(コロナ禍のため)なかなか被災地に行けていないですが、これからもこの活動を続けていきたいと思いました”とコメントし、峯岸が“被災地訪問に行くと、子供たちが笑顔で無邪気に声をかけてくれたのですが、地元の方から「震災以降、全然子供たちが笑えていなかった」と聞いて、(私たちの訪問で)子供たちが笑顔を取り戻してくれたことが嬉しかったです。子供たちが大人になった時にも楽しかった記憶として残っているといいなと思います”と語った。
最後に改めて向井地が“私たちAKB48は、これからも風化させることなく、誰かのために、そして未来のために、微力ながらも1日も早い復興を願い、少しでも力になれるよう、これからも支援活動を続けていきたいと思います”と締めくくり、特別公演の幕は閉じた。
AKB48グループは、今後も東日本大震災復興支援の活動を続けていくという。