©NMB48/撮影:東由樹

NMB48[ライブレポート]3クール目後半組が見せた成長の証<NAMBATTLE公演〜舞〜きゅんmart、ちょうぜつかわE、FRONTIER〜>

Pop'n'Roll 編集部

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2021.02.23
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NMB48が、2月19日(金)<NAMBATTLE公演〜舞〜きゅんmart>、2月20日(土)に<NAMBATTLE公演〜舞〜ちょうぜつかわE>、<NAMBATTLE公演〜舞〜FRONTIER>を開催した。NMB48がさらなる活性化のために始動した新プロジェクト『NAMBATTLE〜戦わなNMBちゃうやろっ!〜!』。3クール目後半には、きゅんmart、ちょうぜつかわE、FRONTIERがそれぞれの力量を発揮し、グループの成長を見せつけるパフォーマンスをくり広げた。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

<NAMBATTLE公演〜舞〜きゅんmart>

3クール目の4組目として、きゅんmartが登場。

この日はリーダー・塩月希依音、加藤夕夏、小嶋花梨、佐月愛果、渋谷凪咲、隅野和奏、本郷柚巴で出演。原かれんが休演のため、7名でステージに立ったが、1クール目と2クール目で2位という結果を残し、“今度こそは1位に!“という気迫が感じられた。

3クール目の審査員は、前回より1人増えての4名に。SUGI-V(音楽プロデューサー)、高見健次(演劇プロデューサー)、剱持嘉一(NMB48プロジェクトプロデューサー)、AKIRA(NMB48チーフダンスインストラクター)が担当した。

キャプテン経験者など、実力のある先輩メンバーも多い中、リーダーとしてグループをまとめた塩月の努力は、91点を付けたAKIRAの“希依音、ホンマに15歳ですか? アンコール3曲、すごく良かったです”というコメントの通り、パフォーマンスにも表れていた。

A-NONは“可愛いが詰まったアイドル界の宝石箱”と91点を付けて、高見は“全員が主役級の存在感や輝きがあるのに、潰し合わず高め合っている”と総合力を評価して95点。剱持も“普段の公演、コンサートの反省会で伝えていること、求めていることは100点に近いぐらいできています”と絶賛し、90点。

合計367点を獲得し、W1N-Cに2点及ばず暫定2位となった。

©NMB48/撮影:東由樹
©NMB48/撮影:東由樹

公演直後のメンバーコメント(代表2名)

本郷柚巴:
やり切った感はあるけど、“悔しい”のひと言です。

塩月希依音:
今1番に出てくる感情は“悔しい”ですけど、よく考えてみたら、ファンのみなさんと楽しめたり、一体感をすごく感じたの、悔しいけど、やれて良かった公演です。

<NAMBATTLE公演〜舞〜ちょうぜつかわE>

2月20日(土)の昼公演に登場したのは、リーダー・杉浦琴音、泉綾乃、清水里香、早川夢菜、平山真衣、眞鍋杏樹、安田桃寧、芳野心咲によるちょうぜつかわE。

8人中4人が7期生ということで、公演経験が少ない分、1クール目は緊張が感じられたが、2クール目には47点アップ。3クール目もパフォーマンスに変化と成長が見られた。

85点を付けたAKIRAは“1クール目には見えなかったグループ感がステージ上で体現できていた。琴音が精神的にもスキル的にも大きく変わった”と、MCで“この期間、生きてきた中で1番本気でした”とコメントしたリーダーの杉浦の強い想いをしっかりとキャッチ。

また、安田、清水、泉も先輩として7期生を引っ張り上げ、92点を付けたA-NONの“可愛さの中にも強さが入り混じり、お花のような華やかさもある”というコメント通り、持ち前の魅力を見事に開花させていた。

高見は“マイナスな部分も引っくるめて応援したくなるフレッシュなグループ。伸び代があります”と期待を込めて89点。剱持プロデューサーも“這い上がり方がカッコいいしNMBっぽい。グループ名、“ちょうぜつかっこE”でもいいんじゃないかと思った”とグループの成長と進化を大絶賛した。

合計345点を獲得し、暫定4位となった。

公演直後のメンバーコメント(代表2名)

平山真衣:
暫定4位ですけど、自分の中ではやり切って、みんなも“やり切った!”って笑顔で終われたので悔いはないです!

清水里香:
1クール目はどうなるかと思いましたけど、みんな悔しい思いもしたと思うし、毎日夜遅くまで練習したりして、青春だったなぁって。鳴り止まない拍手もありましたし、3月2日までバトルは続くので私たちから目を離さないでください!

<NAMBATTLE公演〜舞〜FRONTIER>

2月20日(土)の夜公演には、1クール目のトップに輝いたFRONTIERが登場。“劇場公演”バトルのラストを飾った。

メンバーは、リーダーの中野美来、浅尾桃香、安部若菜、鵜野みずき、瓶野神音、上西怜、中川美音の7名だ。

元々7人のグループだが、78点を付けた剱持プロデューサーの“この自由さは嫌いじゃない。曲によっては8人いるように見えた”というコメントの通り、1人少ないことを感じさせないステージを展開。

A-NONは“可愛さと大人っぽさが共存したチーム。いろんな角度で心が揺さぶられました”と84点を、高見は“戦場の中に現れたオアシスのような心が癒される気持ちの良いライブ”と85点を付けた。

全員がスキルアップしているのが伝わってきたが、84点を付けたAKIRAが“桃香は3週間前とは別人。中途半端な練習ではこうはならない。考え、行動した結果だ。よく頑張った”と、その中でも7期生・浅尾を大絶賛。331点の合計得点を獲得した。

“劇場公演”バトル3クール目の最終順位は、1位がW1N-C、2位がきゅんmart、3位がLeopAje、4位がちょうぜつかわE、5位がみっくすじゅーす、6位がFRONTIERとなり、それぞれ10ナンバッジ、8ナンバッジ、6ナンバッジ、4ナンバッジ、2ナンバッジ、1ナンバッジを手に入れた。

公演直後のメンバーコメント(代表2名)

中野美来:
悔いなく終われました。

安部若菜:
この期間、リーダーと副リーダーとして2人でいっぱい話し合ったなぁ。引っ張るということを考えたことがなかったから、いい経験になりました。

中野美来:
最後まで全力で走っていきます!