アプガ(2)[生配信レポート]新曲振付師・槙田紗子と共演「めちゃめちゃ心の奥底まで響きました!」

アプガ(2)[生配信レポート]新曲振付師・槙田紗子と共演「めちゃめちゃ心の奥底まで響きました!」

Pop'n'Roll 編集部

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2021.02.22
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アップアップガールズ(2)が、2月21日(日)に自身のYouTubeチャンネル『にきチャン!』にて、ニューシングル「強がりライライライ/セメテセメテ/ぱーれぇ~/ガラスの純情」発売記念番組「全員集合! #アプガ2 #このままじゃ終われま10 10thシングルリリース、ありがとうを伝えたい!生配信」を生配信した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

「全員集合! #アプガ2 #このままじゃ終われま10 10thシングルリリース、ありがとうを伝えたい!生配信」

アプガ(2)は、コロナ禍でもファンに新曲を届けたいという想いから2回目となるクラウドファンディングでのニューシングル発売に挑戦。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リアル会場でのリリースイベントを控えることとなった。

厳しい状況の中、ニューシングルを手に取ってもらう施策の1つとして、アプガ(2)は毎週生配信番組「全員集合! #アプガ2 #このままじゃ終われま10 10thシングルリリースカウントダウン配信!」を実施。今回の配信が、一連の番組のラストの回となった。

この日、メンバーが着ている衣装は、以前の生配信で挑戦した“特技一夜漬け”の際に森永新菜がデザインしたもの。そのデザインをもとに彼女自身が1着1着製作し、ハンドメイドの1点ものの新衣装としてお披露目した。

森永新菜「全員集合! #アプガ2 #このままじゃ終われま10 10thシングルリリース、ありがとうを伝えたい!生配信」(2021年2月21日)

番組では、ニューシングルの中から公開されたばかりの新曲「セメテセメテ」のMVについてのトークを展開。

吉川茉優は、“MVの監督は、今も仲がいい私の秋田の中学校の同級生なんです。彼女は映像を作る大学に通っていて「アプガ(2)のMVを作りたい」「私も作ってほしい」って話になったんです。うちの事務所の社長にその提案をしたら通って、実際にMVが実現したんです”とMV制作に至る経緯を明かした。

吉川茉優「全員集合! #アプガ2 #このままじゃ終われま10 10thシングルリリース、ありがとうを伝えたい!生配信」(2021年2月21日)

そして、「セメテセメテ」の振り付けを担当した元PASSPO☆で現在は振付師として活躍する槙田紗子がゲストで登場。アプガ(2)の印象や、楽曲の振り付けでこだわったポイントなどをメンバーとトークしていく。

槙田はPASSPO☆時代に、アプガ(2)の先輩グループ・アップアップガールズ(仮)と何度も対バンした間柄。昨年、彼女の主催するイベント<サコフェス>にアプガ(2)が出演した際に、“アプガ(2)のライブを観たら大ファンになっちゃって、その時のステージ上で振り付けしたいって言ったんです。そしたらホントに振り付けができて嬉しかったです”と、今回の振り付けのきっかけを語った。

アプガ(2)の印象について聞かれると、槙田は“これは振付師ならではの視点になっちゃうんですが、アプガ(2)はみんな身長が違うけど、踊ってる時の足の開き幅が一緒だ、そこにズッキュンって来ちゃったんです。歩幅が揃うっていいグループだな、素晴らしいなと思いました”と独自の視点で回答。

「セメテセメテ」の振り付けでこだわったポイントについて聞かれると、“楽曲からもらったインスピレーションから、カゴに入った女の子をイメージしたんです。触ったら壊れそう、だけどめちゃ求めてる。そういう女の子の危うさを表現したいと思って振り付けを作りました”とコメント。

ここで槙田が佐々木ほのかをアシスタントに、サビのダンスを視聴者に向けてわかりやすく解説を交えながら紹介した。

その後も槙田とのトークは弾み、アプガ(2)メンバーから“アイドルをする上で大切にしてきてたことは?”という質問が飛ぶと、“これは持論なんですけど、イメトレをめちゃするのが大事だなと思ってました。ライブ前日に自分がステージに立ってる姿や、何年後かにはこうなってるとかイメトレしてたんです。普段からいい妄想をしてれば、迷った時に自分をいい方に持っていけるなと思ってました”と答えた。その回答に島崎友莉亜は“すごいためになりました。めちゃめちゃ心の奥底まで響きました!”と、アイドルの先輩の言葉に感銘を受ける様子を見せた。

槙田紗子&佐々木ほのか「全員集合! #アプガ2 #このままじゃ終われま10 10thシングルリリース、ありがとうを伝えたい!生配信」(2021年2月21日)

番組後半では、昨年12月25日から行なってきた生配信の企画を振り返っていく。

約2ヵ月の間には、CDリリースに向けたクラウドファンディングが実施され、1月15日のプロジェクト期間最終日の番組配信中に目標が達成したこともあった。最終的にクラウドファンディングは、115%の達成率に。また、アプガグループのサウンドプロデューサー・michitomoや、新曲「強がりライライライ」を手掛けたサクライケンタをゲストに迎えてトークした回も。さらには「強がりライライライ」のMVが7万回再生を達成するなど、CDリリースに向けた生配信期間に、中身の濃い時間を過ごしてきたことをメンバーは改めて実感した。

ここでリーダーの高萩千夏が、アプガ(2)の初のユニット公演を3月24日(水)と3月26日(金)に表参道GROUNDで開催することをサプライズ発表。3月24日は高萩千夏、佐々木ほのか、森永新菜、島崎友莉亜による「アップアップガールズ(2)青組4」、3月26日は吉川茉優、鍛治島彩、中川千尋、新倉愛海による「アップアップガールズ(2)桃色4」の公演が行なわれる。

アップアップガールズ(2)青組4
アップアップガールズ(2)桃色4

いきなりの発表に喜ぶメンバー。桃色4を代表して中川千尋は“桃色が好きな4人でキャピキャピした印象で、私たちらしさ、青組4とは違うものを出していきたいです”、青組4を代表して森永新菜は“今回初めて4人4人で分かれてライブをやらせていただくんですけど、ホントにどちらもカラーが違うと思うんです。青組の私たちは体育会系でガツガツしたイメージがあるかもしれないですが、それを覆して、個人個人の新しい面を出して頑張りたいです!”と意気込みを語った。

最後に高萩が、“クリスマス配信から2ヵ月やってきたんですが、クラウドファンディングをしたり、CDシングルを出せたり、みなさんの応援があってこうして配信も毎週やらせていただきました。アプガ(2)にとって10枚目という大事なシングルを通して、1人でも多くの人にハッピーをお届けできたらと思います。そして、私たちもさらに大きな会場を目指していきたいと思います。今年は、目標としてきたZeppでの単独ライブを絶対に実現させたいです。そのためにも、まずは2月28日のVeats Shibuyaの単独ライブを成功させたいと思います。会場に遊びに来てほしいですし、来れない方もライブの生配信もありますので、ぜひ観てくれたら嬉しいです。これからもアプガ(2)、もっともっと頑張ります!”と気合いの言葉を口にして番組は終了となった。

今回のニューシングル発売を通じて、コロナ禍以降の音楽ビジネスの1つの在り方を提示したアプガ(2)。既存の枠にとらわれず、インターネットとリアルな現場を大切にしながら、アイドルの魅力、音楽の楽しさを提供していくアプガ(2)の動向に注目してみてほしい。

高萩千夏「全員集合! #アプガ2 #このままじゃ終われま10 10thシングルリリース、ありがとうを伝えたい!生配信」(2021年2月21日)
アップアップガールズ(2)