TWICE SANA、コブクロ「卒業」の新MVに出演！「コブクロさんの世界観を感じることができてすごく楽しかったです」

TWICEのSANAが、コブクロの「卒業（Special Version）［with SANA］」のMVに出演した。

コブクロは昨年の3月、コロナ禍の影響で卒業式を実施できなかった学生が多くいる中、31枚目のシングル「卒業」をリリース。

同曲のMVでは、少しでも多くの学生に届けるべく、TikTokの企画によってユーザーから投稿された思い出の映像素材が使用された。

今年2021年は、この楽曲を学生だけではなく、かつて“卒業生”だったすべての人々に聴いてもらうため、“大人が振り返る卒業”をテーマに、TWICEのSANAを迎え、同曲のMVを新たに制作することとなった。

SANAはコブクロと同じく“大阪出身のアーティスト”であり、彼らの「蕾」や「赤い糸」、「永遠にともに」などを家族や友人と聴き、学生時代を過ごしていたという。

また彼女が日本のアーティストのMV作品に参加するのはデビューしてから初とのことで、出演に対しては驚きながらも“光栄です！”、“コブクロさんの世界観を感じることができてすごく楽しかったです”とコメントしている。

今回公開された「卒業（Special Version）［with SANA］」の前半シーンでは、液晶ビジョンに“大阪の街”が映し出される。

思い出が溢れた街並みを背に歩いていくと、懐かしさからか優しい笑顔がSANAから溢れる。彼女が“大阪の馴染みある場所を見ると、当時の思い出を振り返ることができる”と話すと、シーンは“韓国の街”へと移っていく。

するとSANAの表情からは幼さが消え、大人びた顔つきへと変わる。そして液晶ビジョンには色鮮やかな桜が映し出され、SANAの周りを桜の花びらが舞い散る、というMVになっている。

コメント

コブクロ：
昨年の春にリリースした「卒業」は、春が来るたびにこれから先もずっと大切に歌っていきたいなと思っている特別な歌です。昨年春も、コロナ禍で卒業式自体が開けないという状況もある中、音楽で「卒業」をかけてくださったりした学校のお話を聞き、嬉しくもあり、でもやはりいつかは、みんなで声を揃えて歌ってほしい、そんな日が来ることを願いながらの1年でした。今回、TWICEのSANAさんに出演していただいたMVによって、大人の目線、そして学生生活だけではなく、自分自身の中での岐路を歌うような、華やかで切ない「卒業」を感じられました。

この春、門出を迎える多くの方々に、また新たな風が吹くことを願っています。

新保拓人監督：
LEDビジョンを使って大阪の街と韓国の街を再現し、大阪での楽しかった思い出を振り返りながら、希望に満ちた韓国へ繋ぎ、桜が舞う美しい空間へ。未来へとポジティブに進むSANAさんを表現しました。

韓国とのリモート撮影で、新たな時代の幕開けを感じました。画面越しに、SANAさんやスタッフに演出を伝えるのにとても苦労し、課題点も見つかりましたが、フレッシュで貴重な体験でした。SANAさんは、裏表のない笑顔で接してくれて、リモートで伝えきれかった部分をカバーする世界レベルのパフォーマンスを見せてくれました。世界で戦うアーティストとご一緒できてとても光栄でした。 このビデオを通して、ポジティブでフレッシュな気持ちになってもらえれば嬉しいです。