【ライブレポート】マリオネッ。、深月かおり生誕祭で見せた絆の深さと夢への覚悟 ＜マリオネッ。生誕祭〜深月かおりBirthday Party2019〜＞ライブレポート｜渋谷CLUB CRAWL（2019年1月20日）

「Overture」が会場に響き渡ると、メンバーは1人ずつ元気よくステージに登場。ほかのメンバーがグループ衣装の中、深月かおりは青色の浴衣風衣装を身にまとい大きな笑顔を見せる。オープニングナンバーは「タリナイ！タリナイ！」。6人が躍動感溢れるパフォーマンスをくり広げると、会場の熱気は一気に急上昇。メンバーは勢いに乗ったまま、間髪入れずに「THE Guilty Guilty BANG」「空中ブランコ」の2曲を投入。メンバーの力強いステージングに、大きな拍子と歓声が巻き起こっていた。

MCに入ると、メンバーと観客から“かおちゅう、お誕生日おめでとう！”という祝福の声が上がり、深月は一気に涙目に。“まだライブは前半だから、（泣くのは）早いよ〜！”というメンバーのツッコミを受けながらも、“こんなにいっぱい来てくれると思わなかったから嬉しいです！　お誕生日会みたいに（少人数に）なっちゃったらどうしよう？って思っていたけど、ちゃんと生誕祭になってよかったです！”と感謝の言葉を述べる。リーダーの星名ふみみが“かおちゅうは、感情的なマリオネッ。の歌姫です。かおちゅうをよろしくね〜”と深月を立てながら、“本日、私たちは深月かおりwithツノーズです”と語り、深月の希望によりメンバー全員がお揃いで“ツノ”風のお団子ヘアアレンジにしたことを告白。続いて、星名が深月の衣装について触れると、深月は“これはソロ曲にちなんだ色にしたんです！”と明かして、ソロコーナーへ。

ほかのメンバーがステージから下がると、深月は“こんなに多くの人の前で、1人でステージに立つのは初めてなので、めちゃめちゃ緊張しています。本当に泣きそうですが、めっちゃ頑張って一生懸命歌います。私はアニメが大好きなので、アニメの主題歌を歌います”と語り、テレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のオープニングテーマであるいきものがかりの「ブルーバード」を熱唱。伸びやかで表情豊かな歌声をフロアに届け、観客を魅了していく。まさに“マリオネッ。の歌姫”の実力を見せつけてくれた。