【連載】=LOVE 音嶋莉沙「回を重ねるたびに遠くに飛ばせて、すごく嬉しくなりました」レッスン編③ =LOVE 音嶋莉沙 ゴルフはじめました!第5回 いろいろなクラブで打ってみよう
音嶋莉沙(=LOVE)
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=LOVEの音嶋莉沙が、ゴルフの楽しさや面白さを体験していく本連載。月イチのペースで、最新ゴルフシミュレーターによって練習ができるラウンジ『PGMゴルフアカデミー銀座』にて本格的なレッスンを受講中だ。PGMサポートプロの指導のもと、着実に上達している音嶋。今回は、いろいろなクラブに持ち替えて、飛距離をさらに伸ばすことに挑戦する!
=LOVE 音嶋莉沙 ゴルフはじめました!第5回 いろいろなクラブで打ってみよう
取材&文:山本奈緒
今回のテーマは、いろいろなクラブで打つこと。レッスンを担当してくれているPGMサポートプロの市川里菜さんからクラブの種類についての説明を聞いた後、まずは前回の復習。これまで使ってきた9番アイアンで握り方やアドレスを確認し素振りを行ない、ボールを打ってみる。“頭が動かないように”などアドバイスを受け、何度か打つうちに感覚が戻ってきた様子で、ゴルフシミュレーターから“ナイスショット!”の声も出る。
これまではボールを地面から浮かせるティーアップで打っていたが、実際のコースに出た場合、ボールが地面に置いてある状態で打つことがほとんど。ということで、地面から打つ練習をすることに。音嶋は“こんなに感覚が違うんですね!”と驚く。“ときどきボールが左に逸れてしまうのはどうしてですか?”と先生に聞くと、ボールに対してクラブヘッドのフェースの向きが曲がっているからとのこと。フェースを真っ直ぐに振るように意識するとウマく当たるようになった。“音がよい時はちゃんと打てているのがわかる”と感覚をつかんだ音嶋。
そこで、クラブを替えて打つ練習を開始する。まずは7番アイアン。9番より長く重いため最初は戸惑っていたが、“振り方は同じ”と先生に指導されてボールを打つと、“重たい分、勢いがつく”と音嶋。その後も、スイングに身体がつられて軸が動かないように意識し、フェースが真っ直ぐ当たるように軌道を確認しながら打ち続けると、ナイスショットを連発できるようになった。
次は、ユーティリティというクラブに挑戦。先生によると、アイアンとウッド(ドライバー)の中間のクラブで飛距離が稼げるため、コースに出た時は使用率が高くなるとのこと。まずは素振りをしてみるが、さらにクラブが長いため、“また感覚が全然違う”と音嶋。実際に打つとアイアンとは勝手が違い、なかなかウマく打ち抜くことができない。そこでボールをティーアップして打ってみる。身体を固定し、頭の位置を動かさないよう先生に指示され、くり返し打っていくと、真っ直ぐ飛ぶようになってきた。音嶋は、“動きが少しでも違ってくるとウマく打てない”と、肘の曲がり具合いをチェックするなど自身のスイングを分析しながらクラブを振り続ける。
そして、最後はドライバー。持った瞬間、“よく見るクラブです(笑)。長い! でも、すごく軽い!”と音嶋。まずは、アドレスから。ボールにフェースを合わせた状態でクラブを床に置き、足の踵がグリップの先端にくるくらいの距離を取る。また、ボールのラインが左足の踵の内側に合うように立つ。
素振りを行なった後、打ってみるが、“怖い! つられちゃう!”と音嶋。ドライバーは、ほかのクラブと比べて軽いもののかなり長さがあるため、コントロールするのが難しい。そこで先生の提案で、一旦足を閉じ、身体の前でクラブをしっかり振ってボールに当てる練習をする。足を閉じると身体の動きが少なくなるため、ブレないで振れるようになるのだ。
ボールの芯に当たってくるようになり、スタンスを戻して打つ。だんだんと飛ぶようになってくると、音嶋は“より飛ばすには強く振ればいいですか?”と質問。先生によると“振るスピードを速くすることで、ボールが飛ぶようになります”。また、クラブがボールに当たった後に速く振るのではなく、クラブを振り下ろすまでに速く(身体の右側で速く)振るように、とアドバイスをもらい、まずはアイアンで速く振る練習をする。“クラブを振る際の遠心力がウマく使えている”と先生にお墨付きをもらったところで、もう1度ドライバーにトライ。くり返すうちに速く打てるようになってボールの初速も上がり、本日最長の68ヤードを記録! “振りかぶってからのスピードを速くすると飛ぶようになるんですね!”と、最後まで分析に余念のない音嶋であった。
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