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生駒里奈、勝負に出た推しメンの雄姿に称賛「やっぱり良いですね!」『オレイス』第13話より

Pop'n'Roll 編集部

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2020.12.11
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生駒里奈が、12月9日(水)22時より配信された俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』(以下『オレイス』/ABEMA)第11話にゲストMCとして出演した。

『オレイス』は、数々の人気オリジナルドラマ作品などを手掛ける『ABEMA』と、ミュージカル『テニスの王子様』をはじめとした2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける『ネルケプランニング』が初めてタッグを組み、本気で臨む俳優育成オーディションバトル番組。

若手俳優にチャンスを与え、“夢を持って未来を掴んでほしい”という想いのもと、制作が決定した同番組は、19人の若手俳優たちがサバイバル共同生活をしながら、舞台の主役の座を勝ち取るために、人生をかけてオーディションに挑む。

脱落してしまった者は“出演はせず舞台の裏方に回る”or“完全に番組を降りる”の二択を選ぶという残酷なルールのもと、舞台の出演権が与えられる10人に残るため、若手俳優たちが鎬を削り、苦しみながらも夢に向かって邁進する姿をお届けする。数々の課題に挑む中で生まれる友情や葛藤など、ここでしか観ることのできない俳優たちの姿は必見だ。

勝ち残った栄えある10人は、番組内でサバイバル合宿にも登場する丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出を手がけるオリジナル作品の舞台への出演権が与えられる。さらに、映画化も決定しており、主演を勝ち取った者には『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、日本を代表する作品を手掛けてきた堤幸彦が監督を務める映画への主演権も与えられる。

熾烈極めるオーディションバトルでは、すでに6人の俳優たちが脱落。内5人は裏方に回るなど、これまで以上に白熱したバトルがくり広げられている。

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冒頭、電撃生配信で行われた本配信について、ゲストMCのお笑いコンビ・NON STYLEの石田明が“ドキドキする。こっちも喋りたい事ありすぎるから生には向いてない!生で収まるか分からない(笑)”と驚きの声を上げると、進行を務める尾上松也も“たしかに。我々いつも喋りすぎているので、生だと皆さんの邪魔になるかもしれない”と同調し、スタジオでは笑いが巻き起こった。

一方、今回は“誰が1番主役にふさわしいのか?”という見方でVTRをモニタリングする事になると、女優の生駒里奈は、推しメンに挙げていた飛葉大樹について“さっきオープニングの映像で1人だけ座って待ってて…(笑) もう、そういうところ(笑)バーヒーしか目がいってないので頑張って欲しいです”と言及。飛葉の自由な立ち振る舞いに笑いを堪えながら、応援メッセージを送った。

また、FAKYのHinaは、恋愛リアリティーショー『月とオオカミちゃんには騙されない』に一緒に出演していた曽田陵介について、“無事に合宿を終えて最後まで残ってくれているので、曽田くんを応援したいと思います”とコメントを寄せた。

そしてVTRが始まると、オーディション合宿を勝ち抜き舞台への出演が決定した10人の若手俳優たちと、“劇団鹿殺し”所属の演出家・丸尾丸一郎の前に、ミュージカル『テニスの王子様』や、ミュージカル『刀剣乱舞』などを大ヒットさせた演劇界きっての仕掛け人、ネルケプランニング代表取締役会長で演劇プロデューサーの松田誠が審査員として登場。今回は、サポートメンバーの中から相手役を1人選択し、ランダムに変更されるセットに合わせて、女性に見立てた相手役に即興で告白する“告白審査”に挑戦した。

そして、松田と丸尾が各100点で採点し、その合計点で競う事になる告白審査が始まると、1番手に登場した森田力斗は、谷津翼を相手役に指名。ベンチが用意されたシチュエーションで身振り手振りの告白をするが、採点は、丸尾が“最初からドキドキが高まらなかった”という理由で61点。松田が“主役っていうのは周りを巻き込む力がなければ、絶対主役になれない。今の森田くんでは弱すぎます”と辛口コメントで38点と採点し、合計99点の苦しい結果で終わった。

また、合宿で“個性を出すこと”を課題としていた河島樹来の番が来ると、松田は“もしこれが脇役のオーディションだったら70点をつけたと思う。でも今は主役を選ぼうとしているので、主役になるためのイメージを膨らませないと主役にはなれない”と厳しい一言。

その後も審査員2人による厳しい採点が続き、丸尾から“合宿で1番成長した”と称されていた曽田は、相手役に同部屋だった志茂星哉を指名。学校の教室というシチュエーションの中、自然な表情で演技を披露するが、“途中で心が折れてきたのかなと思った”という理由から丸尾が63点と採点すると、松田は44点と採点しながら“何かを仕掛けようとする兆しだけは見えるので、この短期間でもう1歩踏み出すかは、なたの勇気にかかっていると思う”と述べ、曽田の今後に期待を寄せた。

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そして、芝居経験が長い三浦海里は、相手役に相馬理を指名し安定した演技を見せると、視聴者から“設定がいい”“さすが海里くん”“きゅんきゅんした”と称賛のコメントが寄せられる中、丸尾も“自分の役者を変えようとしているのが良かった”と81点の高評価。一方、ここまで辛口コメントの多かった松田も“主役の重要な要素である“魅力的である”という片鱗が見える。もっと見たいと思わせる何かがあると思いました”と好印象を語り、これまでで1番得点の高い54点と評価した。

審査員の厳しい採点と辛口コメントを受けて、MC陣が舞台の主役を勝ち取る事の難しさに狼狽する中、ここまで全ての審査を見守ってきた石田は“ボスが厳しい!演出家目線とプロデューサー目線が厳しい!”と絶叫した。

一方、大どんでん返しの末、合宿での総合ランキング3位と健闘を見せた飛葉は、自転車のシチュエーションに挑戦。相手役に西原健太を指名すると、舞台袖から飛び出してきた飛葉は勢いよくステージにダイブ。倒れ込みながら、自転車を押す西原に“ここって西暦何年ですか?”と質問すると、タイムスリップで未来から来た飛葉が、将来妻になる西原にプロポーズする設定で演技を進めると、思いがけない設定に審査員の2人も思わず笑顔に。視聴者からも“おもしろすぎ”“めっちゃいい!”“好きすぎる”“バーヒーしか勝たん”と称賛の声が上がった。

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その後、笑顔の丸尾が“入ってきた時に、飛葉の世界に吸い込まれるような感じがした”と高評価の89点とすると、松田は“特別な設定を持ってきた勇気はとてもリスペクトします”としながらも、“だけどあの設定で行くのであれば、その設定に負けない感情を見せてくれないと、これ以上の点数をつける事ができない”と36点と採点。惜しい結果となった。

また、最後に主役最有力候補の園村将司が登場すると、相手役には西原を指名。しかし、合宿では常にトップに君臨していた園村も、今回の審査では本領を発揮する事ができず、松田からは“スケールが小さい。お芝居のスケールも小さいし、世界観も小さい。イメージも小さい。もっと大きな世界観をイメージして勝負に挑んでもらいたいと思います”と厳しい指摘を受けた。

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全ての審査が終わると、今回の審査について感想を問われた生駒は“やっぱりバーヒー良いですね!”と、推しメンの頑張りを満足げに称賛した。

また番組では、最終審査に向けて熾烈を極めるオーディションバトルをさらに盛り上げるべく、12月23日(水)の最終回を緊急生配信する事が決定。さらに現在は、最終審査に大きく影響する2つの視聴者投票企画を実施している。

ABEMA公式Twitterで投稿される、毎週残っているメンバーに関する画像や動画をRTすることで投票が完了するRTバトルと、番組特設投票フォームで1人につき何度でも投票することができる投票バトルで実施されているこの視聴者投票企画は、現在総投票数が3,488,325票(12月11日時点)を突破。“ABEMA”史上最多投票数を達成し、今もなお記録を更新中だ。

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