<『ワタナベ Nオンラインハイスクール』 記者発表会>(2020年11月24日)

中川翔子[イベントレポート]学生時代を振り返り当時の自分にエール「大人になった今の私が背中をさすってあげたい」

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2020.11.25
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

中川翔子が、11月24日に開催された<『ワタナベ Nオンラインハイスクール』 記者発表会>に登場した。『ワタナベNオンラインハイスクール』は、株式会社ワタナベエンターテインメントが、ネットと通信制高校の制度を活用した“ネットの高校”で革新的な取り組みを続けるN高等学校(学校法人角川ドワンゴ学園)と提携し2021年4月に開校する、エンタテインメントのカリキュラムをオンラインで学びながら、高卒資格も取得できる次世代の学びの場。開校に先駆け行なわれた記者発表会には、中川のほか山田裕貴、四千頭身、林拓磨(はやたく)が登壇。本記事では、そのオフィシャルレポートをお届けする。

発表会の冒頭では、株式会社ワタナベエンターテインメントの代表取締役社長・渡辺ミキより、同社と直営の育成期間であるワタナベエデュケーショングループについて説明が行なわれた。同社はエンターテイメント業界で活躍できる人材育成の環境として、イモトアヤコ、ハライチ、四千頭身、山田裕貴、志尊淳、Little Glee Monsterなど、これまでに多くの才能を輩出している。

続いて、N高等学校の理事を務める夏野剛より、ネットと通信制高校の制度を活用した“ネットの高校”で革新的な取り組みを続け、現在では生徒数が日本一となる1万5千人を超えるN高について紹介。

両者から各事業についての紹介が終わると、渡辺より、N高との提携のもと次世代の学びの場としてワタナベNオンラインハイスクールを、2021年4月に開校することが宣言された。

ワタナベエンターテインメントの新人発掘・育成のカリキュラムをオンラインで学ぶことで、本気で芸能界を目指せるだけではなく、自分の新たな魅力や適性を発見し、やりたいことを見つけることが全国どこからでも可能となる。また、N高のサポートにより高校卒業資格の取得ができることも説明された。

ここで、特別ゲストとして中川翔子、山田裕貴、四千頭身、林拓磨(はやたく)が登壇。それぞれがエンタテインメントを通して学んだことについてトークセッションが行なわれた。

<『ワタナベ Nオンラインハイスクール』 記者発表会>(2020年11月24日)

歌手、声優、女優などマルチタレントとして活動する中川はエンタテインメントやネット世界との出会いについて、“ネットの言葉には今でも救われています。私が学生の時はまだ、「ヲタク」という概念が虐げられがちな時代で、絵を描いてるだけで「ヲタク!」と言われました”と学生時代を思い出しながら、“当時家でやっていたことが未来の経験値になり、ネットや芸能の世界で活きています。絵を描いたり、歌ったり、10代のあの頃の自分に続けていてよかったねって、大人になった今の私が背中をさすってあげたいなと思います”と語った。

今注目の若手俳優として多くの作品に出演し、ワタナベエデュケーショングループの卒業生でもある山田は、エンタテインメントの表現を学んだことについて、“学校で過ごした2年間は、自分の良さ悪さを1番考えた時間ですね。その中で表現について学び、考え、演じる技術はもちろん、自分はどんな人間なのか? 自分は何がしたいのか? どうすべきかという判断力が身についたと思います。自分自身の人間的な成長につながりました”と振り返った。

お笑い第七世代として多くのバラエティ番組で活躍し、山田同様にスクール卒業生でもある四千頭身は、スクール時代について聞かれた石橋が“相方探しの授業で初めてできた相方は40歳の人でしたね”と懐かしむと、後藤から“いや、1日で解散してたじゃん!”と鋭いツッコミが入り、会場が笑いに包まれた。

一方の都築は、“京都から上京してきていた人と仲よくなったんですが、そうやって地方の人と出会えたのはよかったです”と話した。

5人組ボーイズグループ・Hi☆Fiveのリーダーを務めながら、TikTokのフォロワー数が300万人を超える”はやたく”としても人気を博す林は、SNSで自己発信を行なうメリットについて、“人と人との繋がりがどんどん広がっていって、そこで出会った人からの学びが、自分の中のできることの幅を増やしてくれました”と述べる。

さらに、“自分の力だけでは叶えられなかったことも、ファンの方の応援のお陰で実現できたことがたくさんあります。自分の出演する番組ができたり、自分のグッズができたり、そして、そんな活動を応援してくださる方がいる、こうした出逢いがSNSで自己発信を行なうメリットです!”と答えた。

トークセッション終了後は、ワタナベNオンラインハイスクールのカリキュラム、入学方法などの詳細について説明。そして、3つの特別なカリキュラムとして、国内外数々のテーマパークでのショーの演出を手掛ける金谷かほり監修の、憧れの人や目標とする人の魅力を分析し、“憧れ”を力に変える「魅力発見プログラム」、ワタナベエンターテインメント所属タレントによる在校生に向けた講義「ラボ」、林も講師として参加する「次世代インフルエンサー・クリエイター創出プログラム」についてプレゼンが行なわれた。

さらに、卒業後の進学に対するサポート面や、在学中に芸能界を本気で目指す気持ちが芽生えた学生にはワタナベエンターテインメントに所属するチャンスを提供することも発表された。