森川葵、松井玲奈、百田夏菜子[イベントレポート]公開記念舞台挨拶で『おジャ魔女どれみ』の偉大さを語る「心の支えになっていたんだと感じました」

森川葵、松井玲奈、百田夏菜子[イベントレポート]公開記念舞台挨拶で『おジャ魔女どれみ』の偉大さを語る「心の支えになっていたんだと感じました」

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2020.11.14
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

映画『魔女見習いをさがして』の公開記念舞台挨拶が、11月14日(土)に新宿バルト9 シアター9にて実施された。声優陣である森川葵、松井玲奈、百田夏菜子、三浦翔平の4名に加え、『おジャ魔女どれみ』テレビシリーズのレギュラー声優陣である千葉千恵巳、秋谷智子、松岡由貴、宍戸留美、宮原永海、石毛佐和、監督の佐藤順一が登壇。本記事ではそのオフィシャルレポートをお届けする。

ついに映画が公開した気持ちを聞かれると、森川は“元々は5月公開だったので、みなさんに感想をいただけて、やっと公開できたんだと実感してます”と喜びを語る。

またこの日の冒頭の挨拶では、千葉をはじめとする『おジャ魔女どれみ』キャストの“魔法の呪文”を生で聞くことができ、松井は“呪文が生で聞けるなんて!と挨拶よりもそちらの方に興奮していました。昨日もSNSで話題になっていて、こんなにどれみちゃんに会いたい人がいるだと改めて感じました”と述べ、百田は“すでにたくさんの人に楽しみにしていると言われてます。ももクロメンバーからもチケットをくれ!と言われています(笑)。今日を迎えられて本当に嬉しいです”と集まったファンに向けて感謝の気持ちを伝えた。

三浦は“やっと公開できるのが嬉しいです。『おジャ魔女どれみ』という同じ趣味で繋がったヒロインたちの前に進んでいく姿が素敵です。ぜひ友人や家族に魅力を伝えてほしいです”と作品の魅力を力説。

『おジャ魔女どれみ』の立ち上げや1stシーズンのシリーズディレクターを務めた監督の佐藤順一は、“20年経って、こんなに喜んで迎え入れられるのも想定外。映画を作り始めた時は、どれみたちが帰ってくる気持ちで作っていたけど、気付いたらどれみはいつもいるんだ、という気持ちになっていました。本当に作っていたのはファンの人たちで、私たちは作らせてもらっていたんだなと、しみじみと感じます”と、ずっと応援し続けてくれているどれみファンへの思いを話した。

イベント中、登壇キャストに“あなたにとって『おジャ魔女どれみ』とは?”という質問が。それに対して春風どれみ役の千葉千恵巳は“つながり”と回答する。“『おジャ魔女どれみ』も『魔女見習いをさがして』もたくさんのスタッフが関わっています。テレビシリーズの時のスタッフさんや、前回の劇場版を担当していた人に久しぶりに出会えたりして、時間が経ってもこうして繋がっているんだなと実感しました。今日舞台挨拶をしていても、20年前は小さな子どもだったみなさんが、大人になり、こうしてたくさん集まってくださっているのもすごいことだなと思います。この作品のおかげで私はたくさんの人に出会えて、すごく感謝しています。みなさんの長い間の応援があったからこそ、この新作がお届けできました”と語った。

最後に観た人へのメッセージを聞かれると、百田は“この作品を観て、どれみちゃんたちは近くにいてくれたんだな、と心強さを感じました。これからも何かに迷ったときは『おジャ魔女どれみ』、『魔女見習いをさがして』を観て、もう一度どれみちゃんを感じながら前に向かって頑張っていきたいです”とメッセージを送る。

松井は“脚本でも、アフレコでも、完成した映画を観ても「どれみちゃんに会いたかったんだな」と思いました。心の支えになっていたんだと感じました。この映画は「好き」の気持ちを大切にして、みなさんをあったかく抱きしめてくれる作品です。ぜひみなさんも映画館にどれみちゃんに会いに来てください”と涙を浮かべた。

森川は“大人になって現実が見えてしまった時に、こうしてどれみちゃんたちに会えて、自由に生きていいんだと言葉をかけてもらっているような気がしました。この映画に強く背中を押されているような気がします。みなさんを笑顔にしたり、もっとハッピーがあるように魔法をかけてくれる作品です。みなさんにもっと愛してもらえる作品になると嬉しいです”と作品への思いを語った。

フリップトーク
“あなたにとって『おジャ魔女どれみ』とは?”

佐藤順一監督:「キラキラ」 
20年前は着ぐるみショーを観ている子供たちの顔がキラキラしていました。こうしてまた集まってくれたみなさんの顔が今日とってもキラキラしています。僕の方がみなさんからハッピーラッキーいただいています。

森川葵:「人生の楽しみを教えてくれた存在」 
私はアニメが大好きなのですが、『おジャ魔女どれみ』が1番はじめにその魅力に気づかせてくれたアニメです。私の人生の楽しみを教えてくれた存在です。

松井玲奈:「共通言語」 
映画のヒロインたちも、こうして観に来てくださっている方も、『おジャ魔女どれみ』という共通言語で繋がっている。主題歌のカーニバルがかかるだけですぐに歌い出しちゃうみたいな、そんな魅力がこの作品にはあるなと改めて思いました。

百田夏菜子:「はじめまして」 
初めて夢中になって観たアニメです。しかもおんぷちゃんに出会って、アイドルってお仕事を知りましたし、たくさんの初めましてな気持ちを教えてくれた作品です。この作品でも初めてのことをたくさんさせていただいたので、この言葉を選びました。

三浦翔平:「思い出」 
大人になると子どもの頃の純粋な気持ちを忘れてしまっていると思います。社会にでて辛いことも多いけど、この作品を観て今一度あの頃を思い出してほしいです。あの頃の嘘偽りないキラキラした思い出が浮かんでくると思います。

石毛佐和:「ハッピーとラッキーを届けてくれるもの」 
どれみの“ハッピーラッキーみんなに届け”ってものすごくいい言葉だと思っています。どれみのあったかい世界観や優しさを象徴していますよね。私自身もどれみを思うとハッピーな気持ちになれるし、どれみに出会えて本当にラッキーでした。

宮原永海:「Home sweet home」 
大人になるにつれていろいろあるけど、どれみの現場はいつ戻ってきても実家みたいな温かさがあります。メンバーみんなは普段から仲良いので、普段から結構合っているので、久しぶりな感じはしなくて、姉妹みたいな感覚です。

宍戸留美:「道標」
ちょっとネガティブになりそうな時に、おんぷちゃんが悲しむからこうしよう!と、普段からおんぷちゃんをお守りに生きています。先を照らしてくれる、いろんな人に出会わせてくれるそんな道標のような作品です。

松岡由貴:「人生の道」 
私にとって、すごくターニングポイントになった作品で、道が大きくパカッと開けた気がしています。どれみはCDドラマなどでいろんな形でずっと関わっていたので、あいこがずっとそばにいてくれていました。私の道を示してくれる作品です。

秋谷智子:「宝物」 
この作品はたくさんのキャストやスタッフさんと出会わせてくれました。はづきちゃんを演じたからこそ自分が豊かになっていった気がしています。20周年を迎えて、さらに存在は大きくなっていて宝物みたいな作品です。

千葉千恵巳:「つながり」
『おジャ魔女どれみ』も『魔女見習いをさがして』もたくさんのスタッフが関わっています。テレビシリーズの時のスタッフさんや、前回の劇場版を担当していた人に久しぶりに出会えたりして、時間が経ってもこうして繋がっているんだなと実感しました。今日舞台挨拶をしていても、20年前は小さな子どもだったみなさんが、大人になり、こうしてたくさん集まってくださっているのもすごいことだなと思います。この作品のおかげで私はたくさんの人に出会えて、すごく感謝しています。

次ページ