金子智美[インタビュー]“18禁グラドル”が挑戦したVRならではのエロティシズム「いかに裸エプロンに見えるかを追求していて」 金子智美『apartment Days! 金子智美 act1』、『apartment Days! 金子智美 act2』インタビュー
Pop'n'Roll 編集部
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“18禁グラドル”のキャッチコピーを持つグラビアアイドル、金子智美のVR作品『apartment Days! 金子智美 act1』、『apartment Days! 金子智美 act2』(制作:FANTASTICA)。2017年に発表されたこの2タイトルが、今回デジタルマスタリングで高画質作品に生まれ変わり、PICMO VRの見放題サービスに加わった。今年9月に所属事務所を移籍、心機一転して活動を続ける彼女に、過激な衣装を纏ったセクシーなボディ、エロティックな仕草を鮮やかな映像で楽しむことができる同作の撮影について、またVR作品の面白さについて話を聞いた。
取材・文:山本奈緒
撮影:曽我美芽
金子智美
両作品とも、“男性の夢”を叶えられたかなと思います(笑)
――『apartment Days! 金子智美 act1』『apartment Days! 金子智美 act2』の2作品は、2017年に制作、リリースされたものなんですよね?
金子:
はい、それが今回高画質になって戻ってきた感じです。
――VRの撮影は初めてだったようですが、どうでしたか?
金子:
この撮影の時点で、DVDをけっこう出していたので余裕かなと思っていたんですけど、VRはまったく別物でした。部屋に自分1人しかいなくて、基本的にはすべてアドリブ。1パターンの衣装につき15分間カメラを回していくんですが、その間ずっとイチャイチャするっていうのもなかなかない状況なので、すごく大変でしたね。もういっぱいいっぱいでした(笑)。
――シチュエーションが2作品とも奥さんですよね?
金子:
はい、VRでは珍しいらしいです。新婚さんですね。
――その設定はスタッフの方々と考えて決めたのでしょうか?
金子:
彼氏彼女っていう設定は、すでにみなさんがやられていて。私は年齢もけっこうお姉さんなので、もう結婚しちゃってるという設定でいいんじゃないかって、打ち合わせの時になったんです。
――その設定に合わせて、金子さんが衣装選びをしたのでしょうか?
金子:
衣装はこういうのがいいんじゃない?っていう話をして、それに合わせて選びました。2作品とも2着ずつ着ているんですけど、4着すべて私物衣装なんですよ。
――『apartment Days! 金子智美 act1』では、金子さんがエプロンをしていて、旦那さんとご飯を食べるというシチュエーションになっています。
金子:
休日を久しぶりに一緒に過ごすというお話です。“男性の夢”である裸エプロンをやりたかったのですが、さすがに裸にはなれないので(笑)。エプロンの下に小さめの水着を仕込んでいます。
――そのエプロンの下に着ている水着は、なかなか過激ですよね。
金子:
眼帯みたいな水着ですね(笑)。いかに裸エプロンに見えるかを追求していて、なるべく下に何も着てないように見せたかったので、極小の水着を着ています。
――そういう極小の水着や形の変わった形の衣装を着ていると、撮影で苦労しませんか?
金子:
そうですね。『act1』では、エプロンの後に着替えるのが、首のところで紐で固定した衣装なんです。最後のシーンでその紐をほどいていくんですけど、15分間をずっと撮るという流れがあるので、失敗できないというか。やり直すことができないので、ほどくのも一生懸命でしたね。
――まさに一発勝負。
金子:
目が泳いだりすると伝わってしまうっていうのを最初に教えていただいたんですが、鏡を見ずにずっとカメラ目線をするのはなかなか難しくて。けっこう苦労しました。
――もう1つの『apartment Days! 金子智美 act2』は、結婚記念日の設定ですよね?
金子:
結婚100日目をお祝いする記念日です。
――100日目っていうのが面白いですね。
金子:
韓国では、みなさん普通にやっている記念日らしいです。スタッフの方に提案されて、確かに面白いかもしれないって思って。一般的な1年よりは、100日の方がより新婚っぽいのでいいのかなと。
――確かに3ヵ月ぐらいの方が新婚ホヤホヤっぽいです。それをケーキとお酒でお祝いするっていう。
金子:
『act1』の方は朝食ですが、どっちの作品もアーンって食べさせてあげるシーンが入ってるんです。ちなみに『act2』で飲んでるのは、アルコールの入ったちゃんとしたお酒です。一応その辺もリアルを意識して。私はお酒がそんなに強くないので、ガブガブ飲んでないんですけど(笑)。こっちで着ている衣装も、裸エプロンと同じく、ベタな男性の夢が詰まっている感じにしました。
――胸の前でリボンを結んでいる衣装ですね。
金子:
はい、私がプレゼントということで。両作品とも、“男性の夢”を叶えられたかなと思います(笑)。
――『act2』では、男性っぽい人形が出てきますが。
金子:
リボンの衣装を着替えて戻ったら、ベッドに彼がいるっていう設定です。本当に人間の形をしていて、その人形にマッサージをするんです。着ているのは黒のランジェリーなんですが、マッサージをしてるので後半にならないと衣装の全貌が見えないんです。
――セクシーで綺麗な衣装ですよね。
金子:
DVDだと、“そんなランジェリーは普段着ないだろう……”っていう衣装が多いと思うんですよ。でも今回は本当にリアルな下着風水着なので、より生々しいかなと。あと、2人で一緒に布団の中に入ったりするシーンもあって、それもVRならではの感じが出せていると思います。
――DVDではなかなかできないような演出ですよね。2作品の撮影で、ハプニング的なことはあったりしましたか?
金子:
『act1』ではエプロン姿でお掃除をするんです、カメラにお尻を向けて。そこで、ちょっと水着が食い込んでしまっていて(笑)。基本的に、カメラがあるところに近すぎるぐらい近づいてと言われていたので、観ている人からすると本当に目の前にお尻があるんですよ。その状態で水着を直すのもよくないなと思って、そのまま続けたんですけど、後で観たらけっこう食い込んでました(笑)。それもカットをかけないVR だからこそというか。
――ある意味、見どころの1つでしょうか。
金子:
ぜひぜひ観ていただけたらと思います!
――では、お気に入りのシーンはありますか?
金子:
やっぱり『act2』のリボンの衣装を着ているところですかね。“ほどきたいの? でも後でね”っていう焦らしプレイをしていて。『act1』の方でも、“この先は夜ね”とか焦らしているんですが、自分から誘惑しておいて焦らすっていうのが面白いなって。みなさん、悶々としながら観てくれていると思います(笑)。
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