【インタビュー後編】26時のマスカレイド、意外な素顔と秘めたる野望 26時のマスカレイド全員インタビュー後編
鶴岡 舞
Pop'n'Roll Editor(編集者)
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バリエーション豊かな楽曲とメンバーそれぞれタイプの異なる高いビジュアルを武器に、現在のアイドルシーンの中でその人気を伸ばしている26時のマスカレイド。<TIF 2017>では『メインステージ争奪LIVE』で見事に優勝を果たし、昨年の結成2周年を記念した4都市5公演の全国ツアー<ニジマス全国放流ツアー>は、すべての公演をソールドアウトさせている。そんな彼女たちの魅力の秘密と素顔に迫るため、全員インタビューを実施。後編となる今回は、最近のライブパフォーマンスで意識していることやSNSの使い方、2月6日のワンマンライブについて5人の素直な想いを聞いた。
取材・文:永山あるみ
26時のマスカレイド【インタビュー後編】写真
ライブが観たい、ライブが楽しいって言ってもらえた方が嬉しいよね(江嶋綾恵梨)
――2年前のデビュー当時と比べて、最近はライブ中の集中力が上がってきている印象があります。
来栖りん:
嬉しい。
吉井美優:
慣れとかもあるだろうね、最初は緊張してたし。
江嶋綾恵梨:
歌もガッツリ生でやるようになったしね。
来栖りん:
生歌だから声出しをけっこう前から始めたり、意識してることは増えたよね。
江嶋綾恵梨:
逆にMCとかは、前より時間をかけずに決めてるよね。
来栖りん:
前は事前に決めた文を覚えて、読んでとかしてたよね。今はド忘れとかしてもお互いで繋げたり、アイコンタクトで乗り越えられるもんね。
森みはる:
<TIF 2017>のメイン争奪戦の時のMCひどかったよね(笑)。
江嶋綾恵梨:
やばかったねぇ(笑)。レッスン場で練習したもんね、MCのこの部分は誰、この部分は誰みたいな。
来栖りん:
つらいことも〜あったけど〜。
江嶋綾恵梨:
卒業式かって!
森みはる:
MCのレッスンだったよね。でも、なんの練習してんねん(笑)。
江嶋綾恵梨:
それで、“巻き起こせ、ニジマスエモーション”って言ってね(笑)。でも、一生懸命だったわ、あの時!
――見事1位に輝いて、そこから変わっていきましたよね。
江嶋綾恵梨:
“ライブ観たい”とか“ライブ楽しい”って言ってもらえた方が嬉しいよね。
来栖りん:
そうだね。私、前にTwitterに書いたんですけど、“特典会に来たいとか会いたいって思ってくれるのはアイドルとして絶対必要なことだし、ありがたいんですけど、まず第一にライブだけでも満足して帰ってもらえるようなクオリティのライブをしないといけないなって。今後大きな会場でライブやりたいなっていうのも考えてますし、そうなった時に特典会よりライブで目一杯満足して、楽しかったって帰ってもらえる方がファンの方的にも、私たち的にも綺麗な形かなって。だから、パフォーマンスを重視して最近頑張ってますね。
江嶋綾恵梨:
曲のバリエーションも増えたので、いろんな曲でいろんな魅せ方ができたらいいなって思いますね。
来栖りん:
曲も衣装も、いい意味で系統が決まってないので、どんな曲が来ても私たちなりの色に染めていけるのは強みですかね。
江嶋綾恵梨:
おお、いいこと言った。SEもたくさんあるじゃん?
吉井美優:
確かに。
江嶋綾恵梨:
その時のライブの構成とか、1曲目とかに合わせてSE変えられたりするので、その辺もいいかなって思います。
森みはる:
ありすぎてわからなくなったりするけどね、“今日なに?”って(笑)。
吉井美優:
わかる。“今日のSEなに?”ってなる。
大門果琳:
あと、ダンスが混ざっちゃいそうになる(笑)。
来栖りん:
この前これだよって言われて出ようとしたら、違うのが流れたよね(笑)。
江嶋綾恵梨:
そう。“やベーやべーやべべべ!”って焦ったね(笑)。
――そんなこともあるんですね(笑)。でも、本当に最近ステージ上でのオーラがすごいなって思います。
来栖りん:
ありがとうございます。
江嶋綾恵梨:
でも、自分たちじゃわからないよね。
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