森川葵、松井玲奈、百田夏菜子[イベントレポート]映画『魔女見習いをさがして』への想いを明かす「“魔法”は何なのかを考えるきっかけになってほしい」舞台挨拶にて

森川葵、松井玲奈、百田夏菜子[イベントレポート]映画『魔女見習いをさがして』への想いを明かす「“魔法”は何なのかを考えるきっかけになってほしい」舞台挨拶にて

Pop'n'Roll 編集部

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2020.11.03
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『おジャ魔女どれみ』20周年記念作品の映画『魔女見習いをさがして』の舞台挨拶が、11月3日(火・祝)にEX THEATER ROPPONGIにて開催された。1999年から4年間にわたり放送されたシリーズから20年たった現在でも高い人気を誇り、当時の『おジャ魔女どれみ』ファンを中心に大きな話題を呼んでいる本作。<第33回東京国際映画祭>の特別招待作品部門に選出され、11月27日より台湾での上映も決定している。本記事では、森川葵、松井玲奈、百田夏菜子、佐藤順一監督、鎌谷悠監督が登壇した舞台挨拶のオフィシャルレポートをお届けする。

舞台挨拶では、長瀬ソラ役の森川葵、吉月ミレ役の松井玲奈、川谷レイカ役百田夏菜子、そして監督の佐藤順一と鎌谷悠が登壇。

森川は、“無観客での舞台挨拶が多い中でみなさんの前で挨拶ができる幸せを噛み締めています。延期してしまい、公開できるかも不安でしたが、みなさんの表情を見て安心しました”と喜びを語り、百田も“お客さんにお会いできる機会が今なかなかないので、反応が見られて嬉しいです。みなさんにお届けできるのを楽しみにしていました”と、初めて観客に披露できることへの感動を述べた。

また、松井は、“ステージから見ているとハンカチでまだ涙を拭っている人が見えます。『おジャ魔女』世代が心をグッと掴まれて、私たちの想いも届いたのかな”と胸の内を明かす。

佐藤監督は、“20年前にお子さんたちにテレビの前で楽しんでもらおうと作っていたものが、時が経ってさらには映画になって帰ってきて、(どれみも)成長したな、とすごく感慨深いです”と、テレビシリーズを立ち上げたからこそ感じる想いを話した。

本作から『おジャ魔女』シリーズに参加した鎌谷監督は、“舞台袖で待っている時に、お客さんの温かい拍手が聞こえてきて一安心しました”と、延期を乗り越え、ついに観客に観てもらえた安堵感を語った。

この映画で届けたいものを聞かれると、百田は“本作をお母さんと一緒に観たのですが、観終わったあとは当時の想い出でとても盛り上がりました。ぜひいろんな人との会話のきっかけになれば嬉しいです”と述べ、松井は“私たちの世代の人たちだからこそ感じていただける想いの詰まった作品になっていると思います。ただの不思議な力ではなく、みなさんが持っている「魔法」は何なのかを考えるきっかけになってほしいです”とアピール。

森川は“魔法を信じることが難しくなった今だからこそ、自分が使える「魔法」ってなんだろう、と映画を観終わったら感じると思います。映画を通してみなさんにハッピー、ラッキーをお届けできると思います。この映画は私たちがみなさんにかけることのできる魔法だと思うので、少しでも幸せになってくれたら嬉しいです”と胸を張って作品の魅力を伝えた。

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