マジカル・パンチライン[ライブレポート]6人の新たなステージに向けた想いが溢れた現体制ラストライブ
Pop'n'Roll 編集部
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マジカル・パンチラインが、本日11月3日(火・祝)に新宿ReNYにて、結成時からグループを支えてきた浅野杏奈、清水ひまわり、小山リーナの卒業公演<MAGiCAL PUNCHLiNE Live Express~LA/ST DANCE~>を有観客で開催した。新宿ReNYはグループとして初のワンマンライブ、そしてグループのプロデューサー兼リーダーであった佐藤麗奈の卒業公演を開催したメンバーにとっては思い入れの深い会場。ライブタイトルの“LA/ST”も“LAST/START”“The Start”を意味し、現体制ラストの日、さらに6人それぞれの未来へのスタートの日として、卒業そしてそれぞれの新たなステージに向けた想いが込められている。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
マジカル・パンチライン<MAGiCAL PUNCHLiNE Live Express~LA/ST DANCE~>|新宿ReNY(2020年11月3日)
開演時間になり過去にリリースした楽曲群がミックスされたオーバーチュアが流れると、「Melty Kiss」衣装を着用したメンバーがステージに登場し円陣を組む。普段舞台袖で行なわれている気合い入れをステージ上で実施すると、そのまま「ONE」から「Magiかよ!?BiliBili☆パンチライン」をメドレーで披露。この2曲は、現レーベルでの4人で初披露した楽曲、そして前レーベルでの5人で初披露した楽曲となる。
ここから、新メンバーが加わり6人で初めて披露した、いわば現体制スタートの曲「Melty Kiss」を可愛らしくパフォーマンス。
MCではリーダーの沖口優奈が来場者、視聴者への感謝を述べると定番の自己紹介に。卒業公演とは思えないほど、いつもどおりに自己紹介をするメンバー。そして明るくハッピーな楽曲が続くブロックへ。「108煩悩BOMB」「マジ☆マジ☆ランデブー」「マジック☆ガール」といった楽曲を、6人全員で楽しそうにパフォーマンスする姿は、最後の6人でのステージを余すことなく楽しもうといった意識が垣間見えた。
スクリーンに卒業メンバーのオーディション時やファンには懐かしい写真の映像が流れると、過去の衣装に着替えたメンバーが再登場。残るメンバー3名は、卒業するメンバーの想いを引き継ぐかのように、それぞれ卒業メンバーの衣装を纏う。
「マジカル・ジャーニー・ツアー」「ぱーりないと!!」で会場を盛り上げると、前レーベル時代の楽曲が詰まったメドレーをアクト。最後の「Happy New Kitchen」はオリジナルメンバー4名でパフォーマンス。MCを挟み、ライブも中盤へ、「名もなきヒーロー」「もう一度」などエモーショナルな楽曲を気合いの入った表情で歌い上げる。
ここで卒業するメンバーからの手紙が読まれる。さまざまな想いが錯綜しているのか、手紙を読むメンバーはもちろん、全メンバー堪えることなく涙を流した。
リーダーの沖口優奈が“この6人でステージに立つのが最後だと思うと寂しい気持ちでいっぱいですが、しっかりとこの6人を刻みつけながらパフォーマンスをお届け致しますので、最後まで目に、記憶に、胸に、焼きつけていただけると嬉しいです”と締めると、ライブも終盤へ。
バラード曲「ひとかけら」を優しいハーモニーでしなやかに歌い上げると、6人体制で初めてリリースした「今日がまだ蒼くても」を全力でパフォーマンス。
MCを挟み最後はスツールに腰かけ「ハルイロ」のアコースティックバージョンをしっとりと歌い切る。
涙ながらに歌うメンバー、そしてスクリーンでは想い出の写真がスライドショーで流れながら、歌っているメンバーの映像も同時に映り、その寂しくも温かなメンバーそれぞれの表情に会場中が涙に包まれた。
「これから、私!」のアコースティックバージョンを全員が満面の笑みを浮かべながらパフォーマンスし終えると、最後は“つらいことがあっても自分が決めた未来に向かって進んでいく”と歌われる「ONE」を、メンバーそれぞれが思いを込めて全力で涙ながらに披露し、卒業公演は幕を閉じた。
新メンバー公開オーディション開催!
応募受付:11月4日(水)12:00〜11月26日(木)23:59
公開オーディションの応募方法など、詳細はオフィシャルサイトにて
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