SKE48[ライブレポート]8ヵ月ぶりの有人劇場公演で見せた希望「私たちにとっての大きな1歩」
Pop'n'Roll 編集部
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SKE48が、10月26日(月)にSKE48劇場にて観客入場の劇場公演を再開。SKE48劇場での有人公演は、2月25日のチームE<SKEフェスティバル>公演以来、8ヵ月ぶりとなった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出演メンバーは8名のみで、劇場内すべてのドアを開放し換気を実施。キャパシティ300名の会場への入場は40名に限定し、観客はマスクとフェイスシールド着用で観覧した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
SKE48 チームKⅡ<最終ベルが鳴る>公演|SKE48劇場(2020年10月26日)
青木詩織、荒井優希、江籠裕奈、太田彩夏、大場美奈、北野瑠華、惣田紗莉渚、古畑奈和の8名で、「マンモス」、「最終ベルが鳴る」、「ボーイフレンドの作り方」、「偉い人になりたくない」まで続けて披露。
大場が客席に向けて“お帰りー!”と叫ぶと、声を出すことが禁止されているファンは温かい拍手で応えた。
古畑、荒井、青木は、自己紹介の時に観客に指定のポーズを取ってもらい、久しぶりのファンとの交流に盛り上がったり、ステージ上の全員がキラキラした表情でパフォーマンスを楽しんだ。
9ヵ月ぶりの公演出演となった惣田は、“オンラインの良さも感じるけど、こうしてファンの方が直接観てくれることのパワーをすごく感じて、これが劇場公演の楽しいところだなと感じました。今日はありがとうございます”と感謝の気持ちを伝えた。
大場は“みなさん、本当にお帰りなさい。こうやって40名のみなさんが劇場へ足を運んでくださったことは私たちにとっての大きな1歩だと思っています。なによりこうやって配信を観て応援してくださっているみなさんがいることは本当に私たちの日々の支えになっています。ここを満員にできる日まではもう少し時間がかかるかもしれません。でも、私たちはこの劇場に来てくださるみなさんと画面を通して応援してくださるみなさん、どちらにも応援していただけるようなアイドルになれることを目指して日々この劇場で成長していきたいと思います”と抱負を述べ、最後の曲「支え」をパフォーマンス。ファンを前に、気持ちを込めて丁寧に歌声を響かせた。
コメント
チームKⅡリーダー 大場美奈:
この劇場にファンの方がいるのは、私たちにとってこれだけパワーにつながるんだなって思いました。声を出さずとも座ってその場にいてくれるだけですごく安心感があるのと、自然と気持ちも引き締まったし、すごく存在は大きいなと思いました。目が合うとにっこり笑ってくれたり、ちょっと目をそらしてしまったりするのも懐かしいなと思って。その場その場の拍手の大きさでみなさんの感じ方も伝わってきて、最後に大きい拍手もいただけて嬉しかったです。パフォーマンスを生で観ていただいても、画面を通して観ていただいても、いろいろなことを伝えることができるアイドルになりたいと改めて思いました。私たちのがむしゃらなパフォーマンスを観ていただいたことが、誰かのやる気につながってくれたらいいなと思います。
江籠裕奈:
劇場はSKE48が大事にしてきたもので、やっぱりこの距離の近さで、目の前にいるみなさんに向けて歌うことができるのは違うなと思いました。声が出せなかったり、いろいろ制約がある公演だったんですが、みなさんきちんとルールを守った上でサイリウムを振っていただいたり、グッズを身に着けてくれたり、十分過ぎるくらい気持ちが伝わりました。そこにいてくれるだけでありがたいし、こういう中でも会いたいと思ってくださる方がいるのは、SKE48にとって大きなことだなと思いました。貴重な時間を過ごせて、今日出られてよかったです。声は出せなかったんですが、最後の「支え」という曲で、マスクとフェイスシールド越しにファンの方も一緒に歌ってくれているのかなと感じ、1つになった感じがしました。こういう状況になって、画面越しにいかに良さを伝えられるか楽しんでいただけるか試行錯誤中ですが、今日まずは1歩先に進めたのが嬉しいので、ちょっとずつ公演が増えていって客席にファンのみなさまが戻ってきてくれるのが今の1番の願いです。