柏木ひなた(エビ中)[イベントレポート]太陽とシスコムーンへの愛を叫ぶ!? 映画『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』初日舞台挨拶に登場

柏木ひなた(エビ中)[イベントレポート]太陽とシスコムーンへの愛を叫ぶ!? 映画『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』初日舞台挨拶に登場

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2020.10.23
  • ポスト
  • シェア
  • ブックマーク

映画『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』の初日舞台挨拶が、本日10月23日(金)に開催された。主人公で自称“からっぽ”の大学生・杉下啓三を演じた岡山天音、杉下とともにヴィレヴァンで働く同僚の文学少女・小松リサ役の森川葵、サブカル魂全開の店員を演じた本多力、柏木ひなた(私立恵比寿中学)、本作のメガホンをとった後藤庸介監督が登壇。なお、今回のイベントは新型コロナ感染症対策として、SHIBUYA109 8Fのハチスタより全国26劇場へ生中継された。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

初日を迎えた感想を聞かれると岡山は、“目の前にはいないけど、生中継ということで多くのお客さんに楽しんでもらえるのでは”と語り、森川は“スクリーンで美しく映っているか心配ですが、劇場はどんな感じなのかしら? こちらは楽しくやってます”と精一杯手を振り、女優ならではの着眼点を見せつつ、ファンサービスをした。

映画版ゲストの萩原聖人、安達祐実の話になると、本多は“(萩原は)迫力がすごかった。安達さんは、小さい頃から一方的に画面越しに観ていたので実在していたことに驚き、話しかけると汚してしまうのではと、ご挨拶するのが精一杯でした”と撮影を振り返った。

柏木は、“『プロ野球スピリッツA』というゲームで萩原さんとお互いお友達になりました。安達さんとは連絡先を交換して一緒にアイシャドウ買いました”と、現場の関係性の良さを感じられるエピソードを語った。

映画で大変だったことを聞かれると、サブカルがなくなった世界を舞台に杉下を演じた岡山以外は、洗脳されたシーンと、洗脳前のシーンの演じ分けというハードルがあったことに触れる。

森川は“私、洗脳前と、洗脳後の「いらっしゃいませ」の言い方が一緒のシーンがあります。まったく差別化できてない!”と自ら演技ミスを暴露。すると本多も“僕も洗脳中は瞬きしないつもりだったけど、いっぱいしてる”と続けて明かす。

最後には、監督から柏木に対して“ちょっと笑ってるシーンあるよね?”とまさかの告白も。柏木は“でも、OK出したじゃないですか!”と返し、監督が“本多さんがおかしいから笑ってた”と責めると、本多は“天音くん助けて”とコメント。それについて“なんでも助けを求める(笑)”と森川がチクリと言う、という仲の良さが窺えるクロストークが展開した。

また途中からスペシャルゲストとして、主題歌を担当した柳田周作(神はサイコロを振らない)が参加し、感想を聞かれると、“エンドロールに自分の名前とバンド名が載っているのを見て、音楽を始めた頃からの夢が叶い感慨深かったです。1人ひとりのキャラクターが最高で、福岡のカラオケでバイトしていた頃を思い出しました”と語る。

主題歌の起用理由を聞かれると監督は“ラストには最高のバラードを流したかった。一見ふざけたコメディだけど、最高の店や仲間たちとの絆など、ラストはエモい作品なので、世界一優しい歌声を選びました”と絶賛のコメント。柳田が“ありがとうございます、恐縮です”と返答すると、岡山も“ありがとうございます”と言い、柳田、本多、そしてまた柳田と“ありがとう”リレーがくり広げられた。

最後に本編の見どころでもある個性豊かなヴィレヴァン店員たちが“好き”を叫ぶ物語にちなみ、キャストがそれぞれ自分の“好きなもの”を全力で叫ぶという企画が行なわれた。

本多は“本多劇場グループが好きだ!”と演劇人らしいコメント。柏木は、“太陽とシスコムーンが好きだ!”と、世代が全然違うはずなのにさすがはアイドルという叫びを披露する。

柳田は“サウナが好きだ!”と言い、“最近は若い人たちの間でサウナが流行っているらしく、週8でサウナに通っているので代謝がいい”と汗だくになりながらコメントした。

森川は“アニメが好きだ!”と明かし、“毎日必ず少しの時間でもアニメを観ないと1日が終わらない”、と熱烈なアニメ愛を語った。

岡山は、“『ビューティフルライフ』が好きだ!”とドラマのタイトルを叫び、1周回ってその深さを感じさせるチョイスを見せる。自粛期間中に一気見したらしく、やや涙ぐみながら愛を叫んだ。

最後に岡山は、“バカバカしいことを大人たちが命がけで作りました。最初は笑って楽しめる、気づいたら自分の内側と向き合えると思います。誰かにとって生きることが、少し楽になるそんな作品になっていると思います。ぜひ思うままに楽しんでください”と述べ、舞台挨拶を締めくくった。

次ページ