BiS、8ヶ月ぶり有観客ワンマンで新曲初披露!改めて示した熱狂の"ライブ力"
Pop'n'Roll 編集部
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BiSが10月18日に愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホールにてワンマンライブ<KiLL YOur WiNTerxxx -but fall->を開催した。
<KiLL YOur WiNTerxxx -but fall->
<KiLL YOur WiNTerxxx -but fall->は、政府の方針に則った人数制限を実施したものの、BiSにとっては約8ヶ月ぶりの有観客でのワンマンライブ。
当日はコロナ禍の影響で発声ができないため静寂に包まれる会場ではあったが、BiSを生で観ることができる喜びで興奮を隠せない研究員の熱気が立ち込めていた。
その熱気を切り裂くように新衣装に身を包んだBiSがステージに颯爽と現れると、“東京都、渋谷区から参りました。BiSでございます。改めましてよろしくお願い致します”NUMBER GIRLを彷彿させるようなトギー節から「STUPiD」のイントロが流れ、ライブがスタートする。
コロナ禍での鬱憤を晴らすかのようにBiSメンバー、そして、会場に集まった研究員も全身を振り乱しながら一緒に踊り、会場全体で「STUPiD」をパフォーマンスしていく。
続く、「DESTROY」「teacher teacher teacher」といった疾走感溢れるナンバーでは、久々のライブの緊張感を感じながらもライブができる喜びを爆発させたBiSメンバーがステージを縦横無尽に駆け回る。
“はじめまして。私たち、新生アイドル研究会BiSです”と挨拶をした後に独特の世界観を発するグランジ楽曲「DEAD or A LiME」で会場の雰囲気を一変させる。
ここから「イミテーションセンセーション」、「SURRENDER」、「this is not a love song」を続け様に投下すると、研究員は感情を揺さぶられ、涙を浮かべる観客が多く見られた。
ライブ中盤のMCでは、“BiSが!名古屋に!来たぞ!!!BiSと一緒にニャンニャンしてくれたら嬉しいニャーン!!”と叫び、第3期BiS屈指のハッピーソング「LOVELY LOVELY」で観客を笑顔に変えていく。
そこから、ライブのエンディングに向け「少年の歌」「FUCKiNG OUT」「テレフォン」といった超攻撃的セットリストで更にブーストをかける。
チャントモンキー が“今、BiSを観てくださっている全ての方へ。私たちは手を伸ばしていきます。聴いて下さい”とMCすると、本編ラストの楽曲へ突入した。
ここで、まさかの新曲の初披露となったが、観客は、BiSのエモーショナルなボーカルと新曲の感動的な歌詞/メロディーに即座に順応し、感動的なライブのラストを迎えた。
本編が終了し、メンバーがステージから降りるとすぐに"大拍手"によるアンコールコールが響き渡り、メンバーが改めて登場する。
ここで、メンバーひとりずつ、自身の想いを語り出す。
イトー・ムセンシティ部:
皆さんが目の前にいることの力って、本当にすごいなって実感してます。この長い期間で不安なこともたくさんあったけど、そんな想いを一瞬で消してもらいました。私はすぐに落ち込んでしまったり、もうダメだって思ってしまうんですが、いつでも応援してくれる皆さんがいることで自分は大丈夫だって言い聞かせてきました。今日はこのステージに立てて本当に最高でした。ありがとうございました。
ネオ・トゥリーズ:
コロナになってからもずっといろんな時に皆さんの温かい声が届いていて、私にとってそれがものすごく大事なお守りだと思っていて、今日ライブをして、改めて皆さんにもっと"嬉しい"と"楽しい"を届けたいと思いました。辛い時や悲しい時は、BiSの楽曲が皆さんの力になればいいなと思います。研究員、そして、未来の研究員が最高に楽しい時間を過ごしてもらえるように今後も頑張ります。
チャントモンキー:
今日ここに立って、皆さんがすごく踊ってくれているのとか見て、自分が頑張る理由が改めて見えてきました。正直、この期間、"いつ発表できるのか"、"永遠に締め切りが見えない"とか見失いかけたりしたんですが皆さんが笑顔で踊ってくれている姿を見て、本当に皆さんのために頑張っていって、武道館で皆さんと一緒に踊りたいです。
トギー:
やっと再スタートすることができました。今日は、椅子を一つずつ空けているんですけど、ここが満員になったいいなとか考えてしまいました。どんな状況でもBiSも研究員も"行かなくちゃ"だから BiSはここから止まりません。これからもBiSをよろしくお願いします。
メンバーが自身の想いをそれぞれ語ると「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」、「CURTAiN CALL」をアンコールでパフォーマンスし、BiSの8ヶ月ぶりの有観客ワンマンライブは、大熱狂のうちに終幕した。
今回の有観客ライブの再開は、ライブを観た全ての人に、"BiSのライブ力"を改めて誇示するとともに、今後に向けた"BiSの意思"を強烈に印象付けた。
ワンマンライブ開催に加え、アルバムリリースと今後も勢いよく活動するBiSに注目だ。