井頭愛海[イベントレポート]「妹を人間に戻すというのは違う作品かな?」MCの鬼滅ボケに見事なツッコみ!? 主演映画『鬼ガール!!』舞台挨拶にて
Pop'n'Roll 編集部
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井頭愛海が、本日10月17日(土)に渋谷HUMAXシネマにて開催された主演映画『鬼ガール!!』の公開記念舞台挨拶に登場した。同舞台挨拶には、井頭と板垣瑞生、瀧川元気監督の3名が登壇。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
『鬼ガール!!』公開記念舞台挨拶|渋谷HUMAXシネマ(2020年10月17日)
挿入歌「TRAIN-TRAIN」がBGMとして流れる中、作品の設定にちなんで、井頭は赤鬼風の赤い衣裳で、板垣は青鬼風の青い衣裳で登場。
大阪で先行公開された本作だが、大阪出身で地元が作品の舞台・奥河内である井頭は、“馴染みのある場所がたくさん登場していたね”と周囲からの反響について語った。
板垣は、昨年6月頃の撮影からのこの約1年半を振り返って、“いろいろありましたが、無事に公開を迎えられることができ、安心しました。昨日から全国でも公開がスタートしたので、日本全国で「桃連鎖」していけばいいな”と本作に登場する「連鎖劇」のタイトルを掛けて、作品のヒットを願った。
今回、長編映画監督デビューとなった瀧川監督は、先日発表されたアメリカの『New York Film Award (ニューヨーク映画賞)』にて「最優秀ファンタジー賞」と「初監督長編賞」を受賞。自身も奥河内の出身で、映画作りに協力してくれたキャストやスタッフ全員に感謝の意を示した。
鬼を演じてみた印象を聞かれた井頭は、“撮影中は、完成形のイメージが湧かなかったのですが、CGなどを使ってウマく再現されていました(笑)。(怪我が急速に治る)「鬼回復」のシーンなどは特にそうでしたね”と振り返った。
監督は印象的だった撮影中の2人のエピソードとして、セットで大雨を降らして撮影したシーンを挙げ、“失敗できないプレッシャーの中、見事1発OKを出したんです”と、息ぴったりな2人の掛け合いを大絶賛。
井頭演じる主人公・ももかは、鬼であることにコンプレックスを抱く役柄だが、役との共通点を聞かれた井頭は“家族構成がとても似ていて、私も幼い弟と妹がいるんです”と語ると、MCから“(劇中では)鬼になった妹を人間に戻そうと努力しますよね?”と問いかけられ、“えっと……妹は、もともと鬼の設定なので、人間に戻すというのは違う作品かな?”と同日公開の映画『鬼滅の刃』との設定のいじりにツッコミを入れる姿も。
また、演じた役では監督として参加していた板垣は、本作の見どころの1つでもある「連鎖劇」について、“みなさん必死に舞台で劇をされていますが、俺と(映画部員の)曽野舜太だけ何にもしてないんです(笑)”と振り返りつつ、舞台裏は地元のエキストラの人々の協力もあり、一体感のある現場だったと語った。またもやMCが“(板垣演じる)蓮が最後に生み出した「呼吸法」がよかったな〜”と感想を語ると、監督は“そうそう板垣くんの「イケメンの呼吸法」ね、紅蓮華から始まって……って、それ『鬼滅の刃』や!!”と大阪人ならではのノリツッコミを入れ、会場を沸かせた。