津代美月[インタビュー]熱い想いを込めて再び踏み出すアイドル道「何もやることないからアイドルに戻ってきたわけではない」 津代美月インタビュー
Pop'n'Roll 編集部
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元アキシブprojectの津代美月が率いる新グループのプロジェクトが始動した。このユニットは、FES☆TIVE、MyDearDarlin’らが所属するライズプロダクションとアキシブproject、DREAMING MONSTERなどが所属するライブプラネットの共同プロジェクトとなっており、すでに2人のメンバーがオーディションで選出されている。アキシブprojectを経て、津代がまたアイドルとして活動したいと決意したきっかけとは? 2回目のオーディションがスタートしたこの機会に、新たなグループへの想いについて語ってもらった。
取材・文:山本奈緒
撮影:曽我美芽
津代美月インタビュー
ちょっと先輩風を吹かせました(笑)
――2019年2月にアキシブprojectを卒業してから1年半近く経ちましたが、また新しいグループで活動してみようと思ったきっかけは?
津代:
アキシブprojectを辞めてから、私自身アイドルが好きなのもあって、いろんなアイドルさんの映像などを観る機会が多くなって。今まで自分が活動してきた上で、違う考え方とか、足りなかったところに気づいたんです。それで、次に切り替えてまた始めてみたいという気持ちが出てきて。元のプロデューサーさんと話す機会があった時にそれを伝えました。
――“こういうふうにやってみたい”という希望を伝えられたんでしょうか?
津代:
詳しくは言わなかったです。シンプルに“アイドルをやりたいです”と言いました。
――ちなみにこの自粛期間はどんなことをしていたんですか?
津代:
アイドルのDVD を借りて、永遠に観てました。観ながら踊って汗かいて、食べて寝るっていう(笑)。
――そういう映像を観ていく中で、自分もやってみたいなと思ったということでしょうか。
津代:
そうですね。
――津代さんのお気に入りのアイドルというと?
津代:
解散してしまったんですけど、チキパ(Cheeky Parade)さんとかGEMさんとか、ダンスをバキバキ踊れる方々が好きです。
――そういった方々の映像を観て、気持ちを高めている?
津代:
高めていますね、勝手に(笑)。
――では、新グループはどんなグループにしたいですか?
津代:
できればあんまり人数は多くなくて、団結力が欲しいです。熱いのがいいですね。
――メンバーのオーディションは、すでに開始してるんですよね?
津代:
はい、1回目が終わったところです。
――すでに決まったメンバーのお2人(柚木ひるね、椎奈もも)には会いましたか?
津代:
会いました。今まで年下の人たちと一緒にやることがなかったんです。自分が1番年下だったので。今回年下の人たちと接して、なんか不思議な感じでした。お姉さんみたいな感じで扱ってくれたので嬉しかったですね。ちょっと先輩風を吹かせました(笑)。
――最終的には何名になる予定なんでしょうか?
津代:
まだわからないんです。個人的には、多すぎないのがいいなって。5人とか7人とか奇数の方がいいかな?って思ったりします。
――確かに、あまり大人数になると団結力に影響しそうですよね。
津代:
そうなんですよ。グループの中にまたグループができて、分散しちゃうんじゃないかって思って。
――FES☆TIVE、MyDearDarlin’も同時にメンバーオーディションをしていますが、そういうほかのグループと差別化を図りたいというのはありますか?
津代:
ゼロからスタートなので……ほかとどう違って見せるというのは考えていないですが、グループ全体で共感できるような歌を歌いたいです。“これをファンが聴いたら響くだろう”みたいに、みんなが同じ気持ちで歌うのがいいなと思います。
――そうすることで、聴いている人たちの共感を得ていく、というような。
津代:
はい、ファンの方とも団結、近さみたいなのは欲しいと思っています。
――団結を意識したきっかけはあったのでしょうか? コロナ自粛期間で寂しかったな、とか(笑)。
津代:
そんなこともないんですけど(笑)。もともと団結していることがすごく好きで。もちろんこれまでもなかったわけじゃないけど、メンバーみんなが同じ方向を向いてると、“このグループっていいグループなんだな”ってファンの方々が感じられると思うんです。結束しているグループだと思ったら気持ちいいし、そう思ってもらえると嬉しいなって。
――確かにファンもそういうグループを見ているのは気持ちいいはずですよね。みんなが団結してやってると、応援している側も盛り上がるので。
津代:
はい、そうなると嬉しいなって。団結しているかどうかって目に見えてわかるじゃないですか。それが伝わるといいなと思いました。
――今回、10月1日から2回目のオーディションがスタートしましたが、こういう人が選ばれてほしいというのはありますか?
津代:
やっぱり歌がウマい方や、ダンスがウマい方が来るといいなと思います。自分はあまり得意な方じゃないので、そういう面をカバーしてくれる人が1人でもいてくれたらいいなって。ウマい方がいると、やっぱり負けたくないとか思うじゃないですか。そういうのも欲しいなぁと。
――競争力みたいなのが生まれる?
津代:
バッチバチだったらイヤですけど(笑)、いい感じで競争が生まれたらいいですよね。それぞれが心の中で頑張ろう!ってなれば。そういう向上心はいいなと思います。
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