乃木坂46 齋藤飛鳥[イベントレポート]『映像研』大ヒット舞台挨拶で心情を吐露「浅草をやったからこそ、破れた殻がたくさんあった」
Pop'n'Roll 編集部
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乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波が、10月10日(土)にTOHOシネマズ池袋にて行なわれた<映画 『映像研には手を出すな!』大ヒット舞台挨拶>に登場した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
イベントがスタートすると、観客の前に映像研の電撃3人娘を演じた乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波が劇中の役衣装で登場。
MCから作品にかけて、“最強だと思ったこと“を聞かれた齋藤は、“私たちのマネージャーさんも最強の人たちが集まっていまして。『映像研』のSNSなどでアップしているのですが、私たちが会話の途中で突然泣き出して、そのあと急に変なポースをして終わるっていうネタがあるんですけど、それを提供してくださったのもマネージャーさんなんです(笑)”と答える。
すると、山下も“私たちの食の好みも熟知してくださっていて、今日の楽屋も生ハム、チーズ、ナッツと大好きな物が置いてあるんですよ”、梅澤も“マネージャーさんたちのおかげで、私たちのテンションも維持できていたし、映像研にはマネージャーさんは3人いるんですけど、背丈も丁度3人と一緒くらいなんですよ!”と、声を揃えてマネージャーを大絶賛した。
また、SNSに届いた“笑いだけでなく、浅草と金森の想いがぶつかり合うシーンなどシリアスな場面もあり、引きこまれました。飛鳥ちゃんは、何を考えながら泣いているんでしょうか”との質問に、齋藤は“頑張って涙を出すぞと思って泣いているわけではなくて、自分に置き換えるよりは、浅草がどう思っているかを想像したり、現場の雰囲気を感じて泣いています”と演技について言及した。
続いて山下は、最強と思ったことを“3人の絆ですかね!”と笑顔で回答。“『映像研』がなかったら、この3人が集まることはなかなかなかったでしょうし、この期間を通してお互いのことを知れて、素晴らしい3人組になれたんじゃないかなと思っています!”とコメントする。
それを受けた齋藤から“山下は私のことをどうも同等の人間だと思っているんですよ、いいんですけど、何年先輩?って言い聞かせるようにしています(笑)”とツッコみが。すると、すかさず山下は、“尊敬の意味もこめて、友達だよね?ってなれたら嬉しいじゃないですか(笑)”と返答し、梅澤も“絆はばっちりですよ、でも私は尊敬を第一に接していますよ!”と答えたものの、結局齋藤から、楽屋でイジられた事実を指摘されていた。
SNSからの“最後の浅草と水崎が手を繋ぐシーンで涙が止まらなかった”とのコメントに、山下は“私も思わず涙が出てしまったのですが、手を繋ぐシーンで手を見ずに繋ごうとしたら、手が見つからなくて、飛鳥さんのお腹らへんをずっと探しちゃいました(笑)”と撮影裏話を交えて回答。
続いて、梅澤は最強だと思ったことについて“浅草みどりが最強だと思います! 原作でもアニメでもそうなんですけど、彼女がいたから、水崎と金森が集まったわけだし、飛鳥さんのいろんな面を引き出してくれたじゃないですか、乃木坂の歴史に残る貴重な映像だと思います!”と語る。
齋藤も“浅草をやったからこそ、破れた殻がたくさんあったので、ありがたいです”と同意すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
そして、SNSに届いた“金森の「あんたがダメだと思うからダメになるんだ」というセリフに泣いてしまいました。ふっ切れるきっかけをくれたすごく大切な映画です”とのコメントに梅澤は、“この映画の伝えたいことを受け取ってもらえていて、嬉しいです。私自身にも響くセリフで大事にしていたので”と喜んだ。
ここで齋藤から、山下と梅澤にサプライズで2人への気持ちを込めた感謝状の贈呈が。山下には、“山の面白いところをたくさん発見できたのが『映像研』の大きな収穫でした。身体もたくさん張りましたね。台本もボロボロでしたね。よく頑張りました。後輩で年下なのに一所懸命ついてきてくれて、ありがとう”、梅澤には“いつも母親のような包容力とその大きな身体で、包んでくれてありがとう。真面目な人だと思っていたけど、それだけじゃないんだと気づきました。梅を見ていて学ぶことはたくさんあります。これからも私に美味しいものをたくさん食べさせてください”とそれぞれ感謝の気持ちを述べると、山下は“嬉しい! 家宝にします!”、梅澤も“どうしましょう、こんなものもらってしまって~!”と大喜び。
それに対し、山下、梅澤の2人から齋藤へ逆サプライズで、“最強の赤身肉”とフライパンのプレゼントが。齋藤が“わー、嬉しい! やったあ! 2人で良かったです映像研!(笑)”と満面の笑みで喜ぶと、山下は“久々に見ました飛鳥さんのこんなテンション(笑)”と笑った。
最後に梅澤は、“この作品をみなさまのもとに届けることができて、やっと完成したと思っております。金森の原作のセリフに「SNSは遊びじゃねーんだよ」というセリフがあるのですが、本当にその通りで、みなさんの感想を見てたくさん励まされましたし、苦労して撮影した期間が実ったなと感じています。まだまだ上映は続きますので、今後ともよろしくお願いします”とコメント。
山下は、“こうして、たくさんの方に観ていただけて本当に嬉しいかぎりです。私自身も『映像研』で、たくさんの方に出会えて、自分自身も変わったし、もっともっと頑張りたいという気持ちも強くなりました。いろいろな変化を与えてくれた『映像研』のことが本当に大好きです。みなさんもこれからも『映像研』を楽しんでください”と語る。
齋藤は、“私たち3人にとってもすごく大切な作品になったので、きっとみなさんの力で今後の『映像研』がどうなっていくかも決まっていくと思うので、この舞台挨拶ができたから終わりというわけではなく、また何回か劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。個人的には、パッと見ても男性の方が多いので、女の子の友達を連れていってくれたら嬉しいなと思いますが、みなさんが最強の視聴者として広めてくださっているからこそ3人がここに来られたと思うので、とても感謝しています! 改めて、ありがとうございました! これからも『映像研』、なにか活動できれば私も嬉しいので、応援を引き続きお願いしたいです!”と話し、イベントは幕を閉じた。