NMB48［ライブレポート］多彩な光景を描いた結成10周年特別公演「心を1つに頑張っていきたい」

まずは7期生11名がステージに登場。

元気いっぱいに1曲目の「NMB48」を歌うと、順番に自己紹介して、3期生3名がセーラー服を着て姿を現す。

井尻から結成10周年の記念日であることが改めて告げられると、会場からは拍手が起こった。そして、各メンバーが事前に答えたアンケートを発表しトークしていくことに。

“NMB48に入って1番大変だったことは？”、“NMB48に入って1番嬉しかったことは？”などの質問がモニターに映し出されると、井尻は短パンのチャックを閉め忘れたエピソードを告白。嬉しかったこととして加藤の“センター曲がもらえた時のこと”という答えが映し出されると、会場からは再び拍手が起こった。

3期生が「しがみついた青春」を歌唱すると、次は6期生10名が「場当たりGO！」を聞かせる。6期が2018年夏に加入し、2年が経ったことが伝えられたあと、アンケートの回答に。“1番驚いたこと”、“1番自分が成長したこと”などの質問を通じて、メンバーの素の声が明かされた。そして、全員が“これからもポジティブ、アクティブ、アグレッシブに頑張っていきたい！”とアピール。ドラフト2期生3名につないだ。

ドラフト2期生は「おNEWの上履き」をパフォーマンス。

安田桃寧は“まだまだフレッシュな気持ちで頑張るぞという気持ちを込めて歌わせてもらった”、本郷柚巴は“ファンのみなさんが会場にいることが久しぶりで感動している”とコメント。堀詩音も笑顔を見せた。

アンケートでは“1番大変だったこと”などについて回答し、過酷ロケの想い出などを語った。

続いて、ドラフト3期生11名がステージに。自己紹介のあと、7期生と並んで最大派閥であることを明かすと“10周年はでかい顔していきましょう！”と笑いを誘った。

そしてアンケートでは、1番驚いたのはケータリングでお菓子があること、トイレが1つだったことなど、個性豊かなドラフト3期生らしくユニークな回答で盛り上げ、「らしくない」を歌って締めくくった。

続いて5期生8名が登場。まずはアンケートの回答から。“1番大変だったこと”は笑いを求められること、“1番嬉しかったこと”は憧れのメンバーと一緒に活動できたことと答え、“これからもよろしくお願いします！”と挨拶。「だってだってだって」を聴かせた。

続いては4期生2人によるスローバラード「春が来るまで」。しっとりとしたナンバーのあとだが、客席のメガネ率の高さをイジるなどトークは元気いっぱい。そして“以前は16人いたのが、8年で14人やめるという……”と話し、笑いを取った。「春が来るまで」を選んだ裏話を披露したほか、アンケートの回答でも曲の途中で足を踏んだエピソードなどで盛り上げた。

「スカート、ひらり」は2期生5名で。自己紹介では、西澤瑠莉奈が15日に卒業公演があることを報告。そして鵜野みずきは鉄砲隊のセンターに選ばれたことを改めて伝え、“世界中がびっくりしました”と、本人も驚いたことを告白。

アンケートでは2期生はイジられることが多いこと、被り物のエピソードも話すなど、笑いが絶えなかった。

アンケートのあとは、鵜野から先日選ばれた『難波鉄砲隊其之九』メンバーによる新公演の初日が、10月18日（日）に決定したことが明かされた。

ラストは1期生の2人が「制服が邪魔をする」を熱唱。自己紹介のあと、“10年経ったなぁ”と振り返る2人に拍手が起こる。

そして10年前、最初のライブに来ていた観客が会場にいることがわかると2人もびっくり。

アンケートでも改めてこれまでの活動を思い返し、“11年目もよろしくお願いします！”と感謝の声を届けた。

ここで金子支配人がステージに。まずはファンに礼を告げ、たくさん届いているというお祝いコメントの中からニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手のコメントを披露。

ニューヨーク・ヤンキース 田中将大：
結成10周年おめでとうございます。2011年にNMB48劇場に行かせていただきましたが、その時の素晴らしいパフォーマンスを今でもよく覚えています。またぜひ伺わせてください。楽しみにしています。NMB48のさらなるご活躍を祈念しています！　

そして、モニターに24thシングル「恋なんかNo thank you!」が、11月18日（水）に発売決定という映像が流され、選抜メンバー、内容が発表された。

続けて、選抜メンバーたちがステージに集合。塩月希依音はまたメンバーに選ばれたことに感謝し“気を引き締めて頑張っていきます”とアピール。石田優美は、選抜復帰するというのを目標にしてきたと振り返り、みんなを引っ張っていける存在になっていくと決意表明。初選抜となった安部若菜は、鉄砲隊に続いて嬉しい報告ができて幸せ者と笑顔。乗りに乗って調子には乗らずに頑張っていきたいと気を引き締めていた。

初センターとなった吉田は、これまでシングルセンターは自信がなくて口には出せなかったと告白。しかし、アイドルを振り返った時にやりたかったと思っていたと明かし、“10周年の節目、自分にとって最後のシングルでセンターをやらせてもらえるのは嬉しくて、幸せ。力を振り絞ってフレッシュに頑張りたいと思います！”と初センターに意欲を見せた。

ここでリーダーの小嶋花梨が挨拶。ファンやスタッフに感謝を述べ、先輩たちも円陣にしていたメッセージ“One for All、All for one”の気持ちで、心を1つに頑張っていきたいと改めてこれからの活躍を約束した。

最後は各期による挨拶。7期生、6期生、続いてドラフト3期生、5期生、ドラフト2期生、4期生、3期生、2期生、1期生の順にステージに。ラストは小嶋と吉田、白間の3人が、“10月23日（金）の10周年コンサート、10月24日（土）の次世代コンサート、そして吉田の卒業コンサートでお待ちしています”と伝え、記念公演は終了した。