【ライブレポート/写真36点】<ぽぷろないと番外編 木村ミサ生誕祭>、笑いとサプライズとエモ感に溢れた記念すべき一夜 <ぽぷろないと番外編 木村ミサ生誕祭>イベントレポート
鈴木 健也
Pop'n'Roll Editor in Chief(編集長)
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当サイト名を冠したアイドルイベント<ぽぷろないと>の特別編となる<ぽぷろないと番外編 木村ミサ生誕祭>が、2018年12月25日(火)に南青山Future SEVENにて開催された。イベントタイトルどおり、木村の誕生日当日に開催された本イベントでは、彼女が所属していたむすびズムの楽曲やハロプロのカバーなどを歌唱。また、むすびズムの元メンバーのゲスト出演や、木村の手作りカレー販売など、彼女の魅力が溢れた内容となった。本記事では、木村にとっても思い出深い一夜となったこの日のイベントレポートをお届けしよう。
<ぽぷろないと番外編 木村ミサ生誕祭>|南青山Future SEVEN(2018年12月25日)
開演時間を5分ほど過ぎたころ、場内のBGMが大きくなっていくと、ステージに元気よく木村ミサが登場。彼女の<生誕祭>のオープニングを飾ったのは、むすびズムの2ndシングル表題曲の「まほうのカギを手に入れたら」。イントロで“こんにちは〜今日はみなさん楽しみましょう!”と煽ると、観客もサイリウムを振ったり、大きな歓声を上げて反応していく。木村も軽やかなダンスと伸びやかな歌声で魅せる。
トークコーナーには、MCとしてむすびズムの元メンバーの宮島るりかとえったんの2名が登場。3人で木村の人生を振り返っていく。ミサという名前は“クリスマスミサ”が由来であることや、モーニング娘。やももいろクローバーZなどのアイドルにハマったきっかけなどを聞きながら、小学校高学年の時に地下鉄を目指して(!?)庭を掘り続けた話や、高速道路で事故にあった話、留学中にガス漏れ事故にあった話、真冬のアイドルのお渡し会イベントで凍死しかけた話など、木村のユニークな人柄がわかる面白&衝撃エピソードが多数飛び出した。今回3人が揃ったということで、話題はむすびズムへ。3人が語る活動秘話に、会場には笑い声が絶えなかった。トークコーナーの最後には、この日残念ながら会場に来られなかったむすびズム元メンバーの今井マイとやまだなみからの手紙をえったんが代読。2人の木村に対する想いがあふれた内容から、むすびズムの強い絆が現在でも続いていることが伺えた。
笑いとエモ感に溢れたトークコーナーを経て、木村が歌唱したのは、彼女が敬愛するハロプロからタンポポ「I&YOU&I&YOU&I」のカバー。可愛らしいメロディが印象的で、木村が輝くような笑顔を咲かせながらパフォーマンスを披露していると、会場からは自然とリズムに合わせたクラップが発生した。
本編の最後に木村が届けたのは、むすびズムの1stシングル表題曲の「マエヲムケ!」。木村にとってもファンにとっても思い入れのあるこの曲のイントロが流れると、宮島とえったん、さらにやまだもステージに登場。このサプライズに、会場の熱気は急上昇。大歓声が巻き起こる中、4人は躍動感のあるステージングで、オーディエンスのテンションをさらに高めていく。パフォーマンス後のMCで、やまだのスケジュールが空いて急遽出演できるようになったことが明かされ、その後3人はステージを後にした……かと思いきや、「ハッピーバースデー」を歌いながら再登場。木村に誕生日プレゼントを渡し、ここでもむすびズムメンバーの結束の強さを見せてくれた。
熱いアンコールに応えて、木村はステージに再び戻ると、ソロ活動やファンへの感謝の気持ちを一言一言噛みしめるように伝える。最後は、むすびズムの1stシングル収録の「ONE STEP」を元気一杯に歌唱し、<木村ミサ生誕祭>は会場を多幸感に包みながら幕を閉じた。
終演後には、木村の手作りカレーをはじめ、オリジナルドリンクとなるラッシーの販売を実施。バーカウンターで乾杯をしている木村とファンの楽しそうな姿も印象的であった。
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