【連載】=LOVE 音嶋莉沙「ボールだけを見てクラブの動きにつられないのが大事」レッスン編①

【連載】=LOVE 音嶋莉沙「ボールだけを見てクラブの動きにつられないのが大事」レッスン編① =LOVE 音嶋莉沙 ゴルフはじめました!第3回 本格レッスンスタート! グリップの握り方を教わりに行きました

音嶋莉沙(=LOVE)

2020.10.07
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=LOVEの音嶋莉沙が、ゴルフの楽しさや面白さを体験していく本連載。第3回目からは、本格的なレッスンがスタート! 最新ゴルフシミュレーターで練習ができるゴルフスタジオ『PGMゴルフアカデミー銀座』にて、パーソナルレッスンを受講することとなった。PGMサポートプロのもと、音嶋がイチからゴルフを学ぶ様子を動画とともにお届けしよう。

【連載】=LOVE 音嶋莉沙「ボールだけを見てクラブの動きにつられないのが大事」レッスン編①

取材&文:山本奈緒

今回、レッスンをしてくれるのはPGMサポートプロの市川里菜さん。まずは基本の基本、グリップの握り方から。左手、右手の順番で、指の位置などを確かめながら握っていく。注意するポイントが細かくあることに、音嶋からは思わず“難しい!”のつぶやきが漏れる。

まずは基本のクラブの握り方から

その後、ゴルフボールの前で9番アイアンでの構え方の練習。普段はすることのない重心を真ん中に置いた前かがみのポーズに戸惑いを見せる。音嶋自身から打ちっぱなしにいったことがあると聞いた先生の指示で、そのまま1度打ってみることに。最初は、少し先へゴロゴロ転がっていくボールを見て“ヤバい!”と焦っていた音嶋だったが、2回、3回と続けていくとボールが飛ぶようになってきた。

早速ショットに挑戦する音嶋
少しずつボールが飛んでいくように

先生から“ゴルフはボールに当てにいってはいけない”と聞いて驚く音嶋。“自分の前でクラブを振り子のように動かす”“身体はクラブに合わせて動いてはいけない”“ボールだけを見て地面に向かって振る”と教わり、まずは小さい振り幅で練習。肘は伸ばしたまま、頭は動かさないように、など細かな指導を受けながら素振りの練習を続ける。

段々と様になってきたところで再度ボールを打つと、これまでになかった良い音が! 最初に打った時の映像と比べてみると、頭が動かず振れていることがわかる。“全然違う、最初は前かがみになりすぎて身体も動いてしまっていた”と自己分析。その後もフォームを意識しながら打っていくと、飛距離が伸びていく。さらに、3時から9時くらい(右腰から左腰の高さ)の角度まで、振り幅を大きくすると飛距離がグングンと伸び、音嶋は“めちゃめちゃ楽しい! ゴルフってこんなに楽しいんだ!(笑)”と喜びの声を上げていた。

市川プロの話を真剣に聞く音嶋

もう1段階レベルアップということで、次は右肩から左肩までの幅でクラブを振ってみる。腰の回転や足の動きも加わって複雑になり、なかなかウマく振ることができない。試しに打ってみると先ほどのようには飛ばず、“クラブを見ずにボールを見て振ることが難しい”と音嶋。映像で確認すると、身体がクラブについていってしまっていることがわかった。そこで、先生から“コック”という手首の動きを教わる。“てこの原理だ!”と音嶋がいうように、クラブはヘッド部分が重いため、手首を押し込むようにすることで少ない力で持ち上げられるのだ。

フォームを確認してもらいながらショット

これまで教わったことを意識しながら打ってみるものの、やはり要素が多いせいか、少し混乱した様子も見せる音嶋。ただ、先生いわく“空振りがないのはすごい”とのことで、“体格のわりに強くボールが打てている”そうだ。自宅では、クラブを使わなくても、ボールやカゴなどを持って鏡を見ながら素振りするといいとのアドバイスをもらった後、本日の集大成。良い音を出して飛ばす場面もあり、“ウマく当たると飛ぶ”という感覚を得たようだった。“3時から9時は、けっこうできるようになりました。肩から肩はまだ難しいかな。次への課題。素振りをやろうと思います!”と音嶋。“フルショットで振れたらどこまでも飛ばせそう(笑)”という力強い言葉で練習を締めくくった。

快音も増えていき、ゴルフの楽しさを再確認

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