エビ中、<クリスマス大学芸会>3デイズ終幕「10周年は6人で最後まで走り抜けるように頑張りたいと思います!」
Pop'n'Roll 編集部
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私立恵比寿中学が、12月25日に<クリスマス大学芸会(大型ワンマンコンサート)>3デイズの最終公演を幕張メッセ イベントホールで開催した。
ケーキ屋さんを舞台に、3日間の各公演を『スイートハニーサンデー』『ビターフローズンロール』『スペシャルロイヤルケーキ』と銘打ち、それぞれ“スイートで可愛い”“ビターでカッコいい”“スペシャルでロイヤル”なイメージの選曲、また大学芸会ならではの楽曲アレンジや演出が施された。
オープニング映像では、パティシエに扮したエビ中メンバーがケーキ屋さんのキッチンでクリスマスケーキを作っている姿が映し出され、日毎のテーマに則ったケーキを完成させるシーンから公演がスタート。登場SE「ebiture」に続いて、クリスマスソング「Thanks! Merry Christmas K」に乗せて、パティシエ風衣装に身を包んだメンバーが登場。初日はステージ、2日目はスタンド後方席から登場したが、最終日はアリーナ後方からトロッコに乗って姿を表した。
最初のブロックが終わると、“みなさーん、開店の準備が整いましたよー! 今日は美味しいデザートをたっぷりお届けします!”と、ケーキ屋の店員さながらの挨拶から、各々の自己紹介へ。
2日目のリハーサル中のケガにより、2日目と最終日は星名美怜(出席番号7番)を除く5名のステージとなったが、自己紹介パートでは星名の部分を初日の挨拶の模様をスクリーンに映し出し、あくまでエビ中は6人であることを強くアピール。
最終日は初日と2日目をミックスした“スペシャルでロイヤル”な内容のセットリストと演出で会場を盛り上げ、このグループ特有の楽曲の幅を魅せつけた。
中でも大学芸会恒例の“ユニット・コーナー”では、①真山・星名、②安本・柏木、③小林・中山の各コンビが、この日のために用意された3曲の新曲を、日毎に担当を変えて披露し、ファミリー(エビ中ファンの総称)を楽しませた。ちなみに、2日目以降は星名が欠席のため、2日目は真山がソロで、3日目は安本が星名の代役を務めた(安本は2回登場)。
ユニットコーナー明けのVTRでは、初日に“2019年3月13日に5thフルアルバム『MUSiC』発売”、2日目に“2019年秋口に6thフルアルバム発売”を発表。最終日は、“2019年春のライブハウスツアー実施。さらに初夏に私立恵比寿中学開校10周年記念イベント<エビ中フェス(仮)>の開催”が告知され、2019年でグループ結成10周年を迎えるエビ中のアニヴァーサリーイヤーに相応しい活動指針が示された。
星名の怪我により2日目以降5人でのステージングを余儀なくされたが、“今年のワンマンの締めくくりはこの5人でのライヴになってしまいましたが、来年は10周年でエビ中お祝いの1年なので、10周年は6人で最後まで走り抜けるように頑張りたいと思います!”(真山りか)と10周年に向けての決意を語ると、客席からは大きな歓声がわきおこった。
各日アンコール3曲含めて約3時間の公演で全27曲(最終日は28曲)を披露し、計約15,000人の観客とクリスマスを過ごしたエビ中。なお、ニューアルバム収録の新曲「BUZZER BEATER」は、12月29日(土)から配信がスタートする。