石田桃香、田中真琴出演 短編映画『適応』製作決定! 「自分にも重なっているような気持ちにもなりました」
Pop'n'Roll 編集部
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石田桃香、吉村界人、田中真琴が出演する短編映画『適応』の製作が決定した。
監督は映画『黒い暴動♥ 』、『サラバ静寂』、『転がるビー玉』を手がけた宇賀那健一。
本作は2021年劇場公開予定の短編映画『異物』(出演:小出薫、田中俊介 ほか)の続編となり、『異物』の“あるもの”を受け継いだシュールな会話劇となる。
なお、『異物』は<51th Nashville Film Festival(ナッシュビル映画祭)>と<24th LA Shorts International Film Festival(ロサンゼルス国際短編映画祭)>に入選したことが発表されたが、その後<Oregon State International Film Fest 2020>、<International Shorts Film Festival>、<Varese International Film Festival>といった映画祭でも入選が決定した。
コメント
石田桃香(トモミ役):
今回が初めての映画出演でとても緊張しましたが、私の演じたトモミの味気なく退屈な日々に刺激を求めるところに共感でき、演じながらどこか自分にも重なっているような気持ちにもなりました。
この感情はきっと誰もが1度は感じたことがあると思うし、今この時も世界のどこかで、この作品のようなことが起こっているかもしれない、そんな刺激を見逃しているかもしれないと、私自身もワクワクしたそんな作品です。みなさんぜひご覧ください!!
吉村界人(コウダイ役):
脚本を読ませていただいた時に、特殊な内容を演じてどう伝わるかを模索しておりました。
前作の『異物』を観て、宇賀那監督の脳内が気になってしまったのと非日常的な作品にあるシュールな表現みたいなものが昔から好きなのでトライしてみようと決めました。
今作は風変わりなテーマですが、真剣だから笑えるシュールなエンタテインメント作品になっていると思います。
無秩序な会話劇が楽しみです。
田中真琴(ミナ役):
今回の作品で2度目の宇賀那監督の作品に出させていただいたのですが、台本をいただいた時、今回も宇賀那監督の感性が詰まってて、実際どういう風に撮影するのか予想がつかな過ぎて、撮影当日がとても楽しみでした。2回目の共演の吉村界人さんには慣れていないタバコの吸い方も客観的に見てもらったりして、楽しい現場でした。ミナとコウダイの絶妙な空気感の中にいる変な生き物の違和感をみなさまにも楽しんでもらえたらなと思います。
宇賀那健一監督:
不条理コメディである『異物』を撮影してから数ヵ月。変わってしまった現実の世界を目の当たりにして、どうしても続編が作りたいと思いました。いつものスタッフ、吉村界人くん、田中真琴さん、『始発待ちアンダーグラウンド』ら馴染みのキャストとの撮影は、うんざりするような世の中で僕にとって何よりもホッとするものであったと同時に、石田桃香さん、樹智子さんというフレッシュな方々との仕事はとても刺激的でもありました。コーヒーとタバコとブルースとあいつ。お楽しみに!