澁谷梓希(i☆Ris)、火将ロシエルら[ライブレポート]DJプレイで熱狂! <OMOTENASHI MATSURI -2020 September-> <OMOTENASHI MATSURI -2020 September->ライブレポート
Pop'n'Roll 編集部
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DJ ひっと(新井ひとみ from 東京女子流)、DJ ずっ from i☆Risらが出演した<OMOTENASHI MATSURI -2020 September->が、9月6日(日)に開催された。OMOTENASHI BEATSは、“J-POPをビートにのせて世界中の人々をおもてなし”をコンセプトに、日本ならではのアニメソングとダンスミュージック&DJカルチャーの最先端を世界へ届けるプロジェクト。同イベントでは、ライブストリーミング配信プラットフォーム『Twitch』にて視聴無料で実施。出演者は、RK、天野名雪、C*Yuki from.K*C*HACK、MIMORI from kolme、DJ'TEKINA//SOMETHING、DJ ひっと(新井ひとみ from 東京女子流)、NATSUMI、DJ ロシエル、DÉ DÉ MOUSE、DJダイノジ、ヒゲドライバー、DJ ずっ from i☆Risの12組。本記事では、音楽ジャンルの壁を越え、約7時間にわたるDJイベントをくり広げた同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
<OMOTENASHI MATSURI -2020 September->(2020年9月6日)
トップバッターを務めたのは、OMOTENASHI MATSURIに3回目の出演となるRK。出演するたび視聴者から絶賛コメントが続出するRKは、ダンスミュージックでスタートさせ、続けて東京女子流、m-floと選曲。前回のアフタートークで話題に上がったリクエストに答えるようにボカロ楽曲もセレクトし、自身のリミックスも多数披露。汗だくになるのも納得のアツいプレイで、第4回目の“お祭り”の幕開けを飾った。
続いて、<OMOTENASHI BEATS>のイベントに度々出演している天野名雪が登場し、可愛らしい浴衣姿でDJプレイを披露。キュートな見た目とは裏腹に、ハードな選曲でスタート。Microphone soul spinners「Microphone soul spinners!」からANARCHY & SWAY & CRAZYBOY「Funk Jungle」へ大胆に繋ぎ、その後も三浦大知「EXCITE」などスピード感あるダンスミュージックからアニソンまで幅広く披露して、DJとしての多面性を見せつけた。
RK、天野名雪の盛り上がりをそのまま受け継いだC*Yuki from.K*C*HACKは、大箱系ダンスミュージックでスタート。国内外のダンスミュージックを立て続けに選曲し、中盤にはBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、EXILE THE SECONDのLDHセグメントも披露。ラストスパートはiTunesエレクトロチャート1位も獲得したK*C*HACK「HELLO feat.式部めぐり」や、9月リリース予定の自身の新曲で締めた。
次に、<OMOTENASHI MATSURI>への出演をきっかけにDJ活動を始めたMIMORI from kolmeが登場。今回でDJとしては5回目のステージということもあり、余裕も感じさせるパフォーマンスが見られた。自身作曲のkolme楽曲以外も多くセレクトし、土岐麻子「STRIPE」、cinnamons × evening cinema「Summer time」、Lucky Kilimanjaro「エモめの夏」など気持ちいいサマーソングを選曲。グッドミュージック続出のプレイに、視聴者からは“夏の終わり……今1番ピッタリ”、“相変わらず選曲が神がかってる!”と絶賛のコメントが並んだ。
続いては、ゆよゆっぺの名でも知られるDJ'TEKINA//SOMETHING。1曲目からアッパーな楽曲を立て続けにセレクトし、チャット欄は“やっぱ最高!!!!”と絶賛の声で埋まった。浜崎あゆみ「trauma」、東京女子流「鼓動の秘密」、三代目 J SOUL BROTHERS「R.Y.U.S.E.I.」、DA PUMP「U.S.A.」など数々のヒットソングをTEKINAリミックスで繋いだアクセル全開のプレイの途中、画面越しに共演者のヒゲドライバーを呼び、なんとステージに登場。結婚を発表したヒゲドライバーへお祝いの花束贈呈の場面があり、視聴者からも“おめでとう!!”のコメントが溢れた。
次に登場したのは、グループ内でのDJパフォーマンスをきっかけにDJ活動を始めたDJ ひっと(新井ひとみ from 東京女子流)。8月にリリースされた新井ひとみ「恋のミラージュ」からスタートし、東京女子流「kissはあげない」、「Don’t Be Cruel」、「Liar」、「Partition Love」、「Never ever」と東京女子流の楽曲で繋ぎ、所々生歌も披露。“歌って踊ってこそDJ ひっと”とチャット欄も盛り上がり、終盤には西野カナ、乃木坂46、モーニング娘を選曲。ラストは太田貴子カバーの新井ひとみ「デリケートに好きして」で締め、チャット欄では視聴者の熱いコールも見られた。
続いて、ハードコアDJとして名高いNATSUMIが登場。ハードコアDJらしく、1曲目からW&W x Armin van Buuren「Ready To Rave(Bass Modulators Remix)」でスタート。ハードスタイルをそのままに、LiSA「紅蓮華」や欅坂46「不協和音」へ繋ぎ、攻めの姿勢全開のステージを続けた。共演者のDJ ずっ from i☆Risも絶賛していた見事な選曲と煽りに、チャット欄には“会場行きたい!!!”のコメントも目立ち、ハイスピードで濃密な30分を駆け抜けた。
前回の<OMOTENASHI MATSURI>がDJデビュー戦となった大人気コスプレイヤーのDJ ロシエルは、NATSUMIとは打って変わってJ-POPの名曲で繋いだプレイを披露。サンボマスターからスタートしたと思いきや、チェッカーズ、レベッカ、中森明菜などの懐メロまで、縦横無尽な選曲で盛り上げた。昭和〜平成〜令和と世代を超えるプレイに、“見た目のイメージと違う!”、“次の曲は何だ、、!”、“歌謡祭DJ!”などのコメントが寄せられ、DJ ロシエルらしさ溢れるパフォーマンスで視聴者を魅了した。
続けて、前回出演時に多くの視聴者から“ファンになった!”と大好評であったDÉ DÉ MOUSEのプレイがスタート。自身の楽曲のエディットや未発表曲のみで構成され、クラブ現場をそのまま持ってきたかのようなハイクオリティーなパフォーマンスとサウンドを届けた。終盤には和を感じさせるようなサウンドも入り、カッコよさとノリのよさを共存させる巧みなプレイで、視聴者を絶え間なく楽しませた。
次に、ロックフェス百戦錬磨のDJパフォーマンス集団、DJダイノジが登場。会場が無観客であることを感じさせないほど、画面の向こうへ強く訴えかけるキレキレのパフォーマンスを披露した。視聴者を楽しませようとする熱量が画面越しに伝わってくる圧巻のパフォーマンスに、チャット欄は大盛り上がり。観ているだけで汗をかいてしまうような、”これぞ祭り!”と言わんばかりのステージを届けた。
DJダイノジによる熱気をそのままに、アニソン界のヒットメーカー・ヒゲドライバーが登場。ピコピコ音楽を武器に2000年代中期からインターネットでの活動を開始し、数多くのアニメ、ゲーム作品への楽曲提供してきたヒゲドライバー。チップチューンのトップミュージシャン登場前からチャット欄は盛り上がりを見せ、代表曲と言える「打打打打打打打打打打」、「回レ!雪月花」が流れると視聴者の見事なレスポンスでチャット欄が埋め尽くされた。ラストの「マイティボンジャック」では生歌も披露し、盛り上がりを最高潮にして最後の出演者へバトンタッチ。
トリを務めたのは、i☆Risのメンバーである、DJ ずっ from i☆Risこと澁谷梓希。自身の作曲した楽曲を交えながら、J-POP、アニソン、EDM、サイケなど終始盛り上げに徹した選曲でプレイ。ジャンルの垣根を越えた選曲に、“すげー選曲!”、“幸せを生み出すプロ”など絶賛のコメントが並んだ。終盤はクールダウンどころか、自身が所属するi☆Risの「ブライトファンタジー(DiA Remix0)」でさらに視聴者を煽り、ハイテンションのままステージを駆け抜けた。
ラストは、恒例の締めとなっているH Jungle With t「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜」。ほかの出演者もワイプで参加して一画面に集結し、大円団で「OMOTENASHI MATSURI -2020 September-」が終了……と思いきや、本当のラストにi☆Ris「アルティメット☆MAGIC」を選曲。視聴者から歓喜の声を受けながら、約7時間に及ぶイベントの幕を閉じた。
なお、イベントのエンドロールにて、次回の<OMOTENASHI MATSURI>が発表され、来月10月4日(日)の開催と第1弾発表の出演者(DJ 小宮有紗、神尾晋一郎、DJ WILDPARTY、MIMORI from kolme、MOTSU)が解禁となった。