Miss iD出身女優、短編演劇の編集版の配信決定! 初公開となるトークショーも収録
Pop'n'Roll 編集部
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Miss iD出身の女優をメインに構築した舞台<Miss iD×映画監督=短編演劇 自分らしさを手放さない女の子たち>の“編集版”の配信決定が決定した。
浅草九劇のオンライン型演劇場のリニューアル企画として、7月5日に生配信された本作。
今回の“編集版”は生配信版とは異なるもので、まったく異なるタッチの4つの短編演劇が新しく生まれ変わり、生配信時にも話題になった終演後の舞台挨拶(全作品)だけではなく、初公開となるトークショーも配信される。
大野大輔監督(『アストラル・アブノーマル鈴木さん』、『辻占恋慕』)の作品<スナックあぽかりぷす>には、『ミスiD2020』を受賞した東条ジョナ、今夏を代表する日本映画『アルプススタンドのはしの方』をはじめさまざまな映画やドラマ、舞台で活躍する西本まりんが出演。
あるスナックでの会話劇が、コロナ禍での日本社会の“はしの方”で起きている縮図として映し出される。
のむらなお監督(『男の優しさは全部下心なんですって』)の作品<来世は猫になりたい>には、『ミスiD2018』を受賞し五味未知子が出演。
4本の中で唯一の1人芝居となる本作では、アイドル役を演じる五味が現実とリンクしつつ、観客の自意識も強烈に刺激する作品となっている。
また投影映像を用いた演出にも、のむらなお監督の作家性が詰まっている。
鳥皮ささみ監督(『GEEK BEEF BEAT』)の作品<はるちゃん、あのね>には、<Miss iD 2019>で「きみがいる景色が、この世界~昼~」賞に輝いた坂田莉咲、<Miss iD 2015>で「岸田メル賞」を受賞した今川宇宙(大人の麦茶)、<Miss iD 2020>ファイナリストの青矢修が出演。
演劇というフォーマットで遊び尽くしながら、ストレートに観客の感情を揺さぶる物語が好評を博した。
首藤凜監督(『なっちゃんはまだ新宿』)の作品<犬に噛まれる朝>には、<Miss iD 2020>で「今泉力哉賞」を受賞した柿森まなみ、<ミスSNS2019>で準グランプリに輝き女優としても活躍もする愛わなび、今回が初めての舞台挑戦となる遠藤史也が出演。
演技巧者の愛わなびと遠藤史也に支えられ、柿森まなみが初演技とは思えない存在感を発揮する本作は、オーソドックスな舞台設定の裏側にある暗喩を噛みしめるほどに味わいが増す作品となっている。
今回の作品は『COMPLY+-ANCE』、『眉村ちあきのすべて(仮)』[劇場完全版]、『ワンダーウォール 劇場版』などをオンライン上映している無観客ライブプラットフォーム『STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo Live Theater”』で配信される。