26時のマスカレイド[ライブレポート]夏曲オンリー!“青”で染め上げた<クロフェス2020> 26時のマスカレイド<クロフェス2020 真夏のアイドル祭だしん!>ライブレポート
鶴岡 舞
Pop'n'Roll Editor(編集者)
-
ポスト
-
シェア
-
ブックマーク
アイドル好きのクロちゃん(安田大サーカス)がプロデュースするアイドルイベント<クロフェス2020 真夏のアイドル祭だしん!>が、8月16日(日)に開催された。同イベントは、当初3月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い延期に。今回、日程を改めて無観客生配信ライブという形で9時間半にわたって実施された。出演者は、クロちゃんが1組ずつ招待状を送って出演を交渉。人気グループはもちろん、今注目のアイドルたちが個性豊かにステージを盛り上げた<クロフェス2020 真夏のアイドル祭だしん!>から、本記事では26時のマスカレイドのライブレポートをお届けする。
26時のマスカレイド<クロフェス2020 真夏のアイドル祭だしん!>(2020年8月16日)
26時のマスカレイドにとって、お盆期間の3日間連続ライブの最終日となったこの日のステージは、最近ではライブのオープニングナンバーの定番となってきた「君は青のままで」で開幕。セミの鳴き声が響く中、“いつの日だったかはちょっと忘れちゃったけど”という森みはるから始まるセリフは、“これからニジマスのライブが始まるぞ”というワクワクする高揚感を誘う。新体制お披露目から約1ヵ月でさまざまなステージを経験した新メンバーの中村果蓮は加入当初の表情の固さがなくなり、より伸び伸びとステージで舞う姿が印象的であった。
コンパクトな自己紹介を経て、江嶋綾恵梨が“もうけっこう聴き馴染みのある曲になってきてるんじゃないかな”と新曲「君は青のままで」について触れ、“今日は夏を感じていただけるようなセットリストになっているので、最後まで一緒に楽しんでいきましょう!”と意気込みを語る。
サマーチューン「チャプチャパ」で再び帆を上げると、“好きだ ヨーソロー”という歌詞を体現するかのように、画面の向こうで観ているファンの心へ真っ直ぐと愛を届けていった。
ステージを爽やかなマリンブルーで染め上げたあとは、3日間連続ライブを締めくくるのにベストな「ハートサングラス」を投下。常に会場をヒートアップさせるナンバーだけに、通常のライブではファンが盛り上がっている光景に圧倒されてしまいがちだが、無観客配信ライブではメンバーの美しい歌声が際立ち、この曲の魅力の奥深さを再発見。甘くスイートな来栖りん、エレガントなハイトーンを響かせる吉井美優、力強くも華麗な江嶋綾恵梨、歌が苦手だという森もそのことをまったく感じさせないキュートな声質で彩る。中村も加入1ヵ月とは思えない堂々とした歌唱を披露していた。
来栖が“夏曲を3連続でお送りいたしました”というコメントで締め、最後は“ありがとうございました!”と感謝の言葉とともに、5人は深々と頭を下げ、ステージを後にした。
<クロフェス2020 真夏のアイドル祭だしん!>アーカイブ配信中!
『テレ朝動画』にて8月30日(日)までアーカイブを配信中。
アーカイブチケット購入
料金:¥3,000(ライブ視聴と楽屋トーク視聴ができます)
関連リンク