橋本環奈[ライブレポート]映画『弱虫ペダル』公開記念舞台挨拶で感動「⻘春と感動が詰まっている映画になっているんじゃないかな」

橋本環奈[イベントレポート]映画『弱虫ペダル』公開記念舞台挨拶で感動「⻘春と感動が詰まっている映画になっているんじゃないかな」

Pop'n'Roll 編集部

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2020.08.15
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映画『弱⾍ペダル』の<公開記念舞台挨拶>が、8⽉15⽇(⼟)に丸の内ピカデリー1にて開催された。このイベントには、主演を務めた永瀬廉(King & Prince)をはじめ、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東⿓汰、栁俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、三⽊康⼀郎監督が登壇。本記事ではその模様のオフィシャルレポートをお届けする。

主演の永瀬をはじめとするキャストが登場すると、会場からは熱い拍⼿が。全国130館の映画館にてライブビューイングの⽣中継がされる中、細⼼の注意を払い、観客の前では初登壇となる舞台挨拶がスタートした。

本作は、2⽉初旬にクランクインし、順調に撮影を続けていたが、新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌に伴う緊急事態宣⾔を受け、中断。宣⾔解除後6⽉に⼊ってから細⼼の注意を払いながら撮影を再開させ、クランクアップし、8⽉上旬に無事完成を迎えた。そんな本作の完成と公開を受けて、永瀬は“撮影中は撮り切れるか⼼配でしたが、無事初⽇を迎えられて、みなさんのもとに届けられたこと、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです”と⼼境を語った。

キャスト陣がハードな練習を積み、⾃転⾞シーンは⼀切CGなしの熱量、⻘春感で話題を呼んだ本作。思わず⽬頭が熱くなる、胸にグッとくる感動ストーリーも⾒どころの1つということで、“あまりの感動に思わず泣いてしまった”、“グッときた最近のエピソード”について問われると、永瀬は“この作品の試写会をKing & Prineのメンバーと⼀緒に観たのですが、その時メンバーが「2時間飽きずに観れた」、「泣きそうになった」とか⾔ってくれたことがすごく嬉しかったです。(髙橋)海⼈に関しては、「3回ぐらいは泣いた」って⾔ってくれましたけど、普段からよく泣くタイプなんで嬉しくはなかったです(笑)”と会場から笑いを誘う。そして、“メンバーの温かい⾔葉に本当にグッときて、撮影頑張ってよかったな、と思いました”と改めて振り返った。

伊藤は“⾞に乗って信号待ちをしている時、⽬の前の横断歩道をゆっくり渡っているおばあちゃんがいたのですが、後ろからおじいちゃんが来て、⼿を繋いで引っ張っていくご夫婦の姿に微笑ましくて⼼が温かくなって、感動しました”と語ると、すかさず永瀬が“作り話じゃないよね⁉”と突っ込む。伊藤は“ちょっと前の本当の話”と笑いながら返していた。

坂東は“⾃分が出演した番宣番組を栁さんと観たくて連絡したら、家でしゃぶしゃぶを作って待っててくれて嬉しかった”と打ち明ける。すると、栁は“お前のために作ったわけじゃない! 俺は元々その⽇は、しゃぶしゃぶを⾷べたくて⾃分のために⽤意してたんだよ!”と返すと、坂東は“まず電話で何⾷べたい?って聞いてくれて、家に⾏ったら、しゃぶしゃぶ作ってくれてたよ!”と、2⼈の異なる主張に会場からは笑いが起きた。

橋本は“私、涙腺弱くなくて、⼩さい時から卒業式とか⾏事に泣かないタイプだと思っていた。最近、『はじめてのおつかい』とか観て泣くようになって涙腺が弱くなってきた気がする。⼦供が頑張っている姿がすごく好き。今年のはじめ、甥っ⼦が産まれたのもあって、精⼀杯ハイハイしている姿にも感動してウルっとしちゃいますね”と温かいエピソードを明かす。

栁も“俺も⼀緒。姪っ⼦が可愛くてグッとくる。姪っ⼦の動画を⾒て⽇々成⻑していく姿が可愛い”と嬉しそうな表情を⾒せた。

菅原は“⺟親から先⽇お姉ちゃんが結婚するって連絡が来た。2⼈姉弟なので「違う⼈の奥さんになるんだな」と思ったらグッときました”、井上は“撮影中、僕がみなさんより年下だったので、緊張して不安でしたが、坂東くんや栁さんが気さくに声をかけてくれたことに愛を感じました。おかげで現場で馴染むことができました”と感謝の気持ちを伝える。

すると、坂東は“⼀緒にホテルでカラオケをした時、スピッツの「チェリー」を歌ったの楽しかったよね”と撮影現場の思い出を告白した。

監督からは“この作品の編集・ダビングをしている時に後ろで観ているプロデューサー陣が何度も観ているのに毎回泣いているのが気持ち悪かった”というエピソードが明かされると、永瀬が“監督は思っていることと逆のことを⾔いますからね。すごくよかったな、って思ってるはず”と照れ屋な監督について話した。

<公開記念舞台挨拶>丸の内ピカデリー1(2020年8⽉15⽇)

さらにここで、公開まで数々の困難と怒涛の宣伝を乗り越え、主演として引っ張ってきた永瀬へ、そんな照れ屋な監督から感謝の気持ちを綴ったサプライズの⼿紙が贈られた。

永瀬とともに撮影を乗り切った伊藤からは“僕が泣きそうになっちゃった。嬉しいよね”と話すと永瀬は、“最近グッと来たエピソードこれにします。5⾏ぐらいで終わると思ったら、すごくたくさんのメッセージが詰まっていて、改めて監督の愛を感じました”と⽬に涙を潤ませながら監督への感謝を語った。

橋本からも“私もてっきり5⾏ぐらい、笑いに⾛るのかと思ったらスクリーンにもいい写真が出てきてすごく感動しました。⾃転⾞競技というものを通して、みんなが⼀⽣懸命⾛っている姿を近くで⾒ていたので、今の⼿紙も含め、⻘春と感動が詰まっている映画になっているんじゃないかなと思いました”と本作について改めて振り返った。

そして、改めて永瀬は、“すごく過酷でしたが、お互い助け合いながら、⽀え合いながら撮影できる現場ってなかなかないと思います。このご時世に通ずることもあると思いますが、頑張ってよかったな、という報われた気持ちです。そして映画を観てくださっている⽅々に感謝したいです”と笑顔で語った。

最後に、永瀬は、“最近暗いニュースが多い中ですが、この作品はみなさんに笑顔を与えられるような作品になってます。そして、新しいチャレンジをしようと思っている⼈・新しい⾃分を⾒つけたいと思っている⼈の背中を押すような映画になっていると思います。これからも『弱⾍ペダル』という作品を温かく⾒守り、愛していただけたら嬉しいです”と堂々と締めくくった。

キャストたちの熱い想いとともに盛り上がった舞台挨拶は、⼤盛況のうちに終幕した。

<公開記念舞台挨拶>丸の内ピカデリー1(2020年8⽉15⽇)

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