松本穂香、1人静かに涙を流す小室ぺいを見つける。映画『君が世界のはじまり』本編映像解禁

松本穂香が出演する映画『君が世界のはじまり』の本編映像が解禁された。

今回解禁となったのは、本作で小室ぺい演じるナリヒラが初登場するシーン。

えん（松本穂香）と琴子（中田青渚）がよく授業をサボる旧講堂で、1人静かに涙を流しているところを偶然、えん、琴子の2人に見られてしまう。その瞬間、これまで彼氏をとっかえひっかえしていた琴子はナリヒラに一目惚れ。そんな琴子の様子に驚き、目を見開くえんの姿が切り取られている。

この登場シーンはセリフこそ少ないが、劇中でナリヒラの存在を印象づける大事なシーン。初演技とは思えない堂々とした姿で芝居に挑んでおり、涙を流し佇むその姿からは、誰にも真似できない特有の雰囲気が漂っている。

雑誌のコラムを読んで興味を持ったというふくだももこ監督からの熱烈オファーでナリヒラ役を演じることになった小室。

オファーを聞いた当時のことを“急にマネージャーから映画の話を聞いてビックリしました。ほんと「マジかぁ⁉」で感じでしたね。その場にいたバンドのメンバーも映画出演に関して「いいんじゃない、やってみなよ！」と賛成してくれて、やってみたいと思うようになりました”と振り返っている。

また“すごく緊張して撮影前日は寝れませんでした”と語る一方、原作を読んだ時に1番共感した役がナリヒラだったようで、自身がその役を演じると聞かされた時は“しっくりきた”と明かしている。

なお、ふくだ監督は小室のことを“撮影初日から、彼がまとっていた空気はナリヒラだった。天才ですね”と絶賛した。