ちとせよしの[インタビュー]VRで魅せたありのままの彼女感「付き合いたての楽しさを思い出してもらえたら」 ちとせよしの『屋上のビニールプールでビキニのちとせよしのとふざけ合う、そういう世界。』『ちとせよしのはお風呂にひとりで入れないんだって、そんな世界。』インタビュー
Pop'n'Roll 編集部
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佐賀出身のグラビアアイドル、ちとせよしのの初のVR作品『屋上のビニールプールでビキニのちとせよしのとふざけ合う、そういう世界。』『ちとせよしのはお風呂にひとりで入れないんだって、そんな世界。』(制作:FANTASTICA)が、PICMO VRの見放題サービスに加わった。ちとせのこだわりが散りばめられた2作品には、彼女の等身大の魅力が存分にとらえられている。その制作の過程のほか、上京して1年半になるという現在について話を訊いた。
取材・文:山本奈緒
撮影:越間有紀子
ちとせよしの
裸なのかな?と思わせる2段階ドッキリになっています
――『屋上のビニールプールでビキニのちとせよしのとふざけ合う、そういう世界。』と『ちとせよしのはお風呂にひとりで入れないんだって、そんな世界。』は、ちとせさんにとって初のVR作品だったんですよね?
ちとせよしの:
そうです、昨年の6月くらいに撮りました。
――出演してみてどうでしたか?
ちとせよしの:
構成やしゃべることも自分で考えなきゃいけなくて、それが難しかったですね。DVD だと区切りながら撮るんですけど、VRはひとつなぎで撮っていくので、失敗できないっていう緊張感がありました。何を話すか考えてしゃべりながらカメラの中心を見て、同時にお腹をへこませるために力を入れたりとか、やることがかなり多くて大変でした(笑)。
――作品の設定についても、ちとせさんが決めたのでしょうか?
ちとせよしの:
大部分を私が決めました。観てくださる方が彼氏で、付き合ったばかりという設定なので、全編通して初々しい感じを出したくて。
――衣装もご自身で選んだそうですね。
ちとせよしの:
そうなんです。観ていて飽きないように、バラバラなものを選びました。『屋上のビニールプールでビキニのちとせよしのとふざけ合う、そういう世界。』だったら、ビニールプールに入る前にどの水着がいいか彼氏と決めるんですが、変形のワンピース水着とビキニという違ったタイプを着てみています。
――ビニールプールに入ったのは、ビキニの方でしたね。
ちとせよしの:
ワンピース水着も可愛いし変わった形だからお気に入りだったんですけど、身体のラインがわかりやすいビキニの方が観ていて面白いかなっていうことで、ビキニになりました。それで最初は、ビキニの上にTシャツを着て水鉄砲の打ち合いをして。びちょびちょになっちゃって、脱いじゃおうみたいな感じのシチュエーションです。
――作品の中でも言っていましたが、なかなか大人になるとビニールプールに入らないですよね。
ちとせよしの:
そうですね。水のあるシチュエーションにしたかったので、スタジオでどうするかと考えた時にビニールプールになりました。保育園生ぶりに入りましたね(笑)。6月アタマの撮影でまだ寒かったのに、水鉄砲してびちょびちょになって、それに追い討ちをかけるように最後はアイスを食べるんですけど、もう無言になっちゃって(笑)。寒そうな感じになっちゃいました。
――あと、プールに入る前にはおにぎりを作って食べたり。
ちとせよしの:
ご飯がねちょねちょしちゃって、手が米粒だらけになっちゃいました(笑)。あれはハプニングだけど、カメラは止められないので、そのままになってます。
――もう1つの『ちとせよしのはお風呂にひとりで入れないんだって、そんな世界。』は、どんなところがポイントになりましたか?
ちとせよしの:
面白くしたいなと思って考えたのが、まず湯船に浸かってるんですけど、もしかして裸かな?ってドキドキさせて。それで立ち上がるとタオルを巻いているんですが、その下は裸なのかな?と思わせて、実は水着でしたっていう2段階ドッキリになっているんです。
――VR ならではのドキドキする演出ですね。
ちとせよしの:
DVDは画面越しなので、やっぱり距離感があるじゃないですか。でも、VRは本当に目の前にいるような感覚が新鮮なんじゃないかなと思います。あと、お風呂に入った後にベッドの上でストレッチや筋トレをするんですが、腹筋する時に近づいたり離れたりするのがびっくりするというか、おお!ってなるのではないかなって。
――こちらの衣装については?
ちとせよしの:
最初はサテンの白いパジャマみたいなのを着ていて、脱ぐと白い下着なんですが、付き合い始めという設定を考えると、白かなって。私の中のおじさんが白を選びなさい!と言ってました(笑)。
――ストレッチの後は、明日は水族館に行こうってデートの相談をして、最後はおやすみと言って就寝します。
ちとせよしの:
個人的に、動物園か水族館だったら、やっぱり水族館の方が涼しいし快適だから好きなんですよね。あと、付き合いたてのシチュエーションなので、やっぱり段階を踏んでいきたいんです。
――自分の中で、人物のキャラ設定みたいなものが決まってたんですね。
ちとせよしの:
はい、私自身真面目なので、裸になるのはまだ早いかなと(笑)。全編通して、マイペースな感じが出ているかな。素の私に近いと思います。
――VR だとよりそれが伝わりやすい?
ちとせよしの:
そうですね、本当にデートしてる気分になってもらえたらと思います。
――ちなみに、ちとせさんが夜寝る時の格好はどんな感じなんですか?
ちとせよしの:
Tシャツと短パンです(笑)。
――初めてのVR作品を作ってみた感想は?
ちとせよしの:
やっぱり大変だったっていうのと、完成品を観たら目がキョロキョロしちゃってたところもあって。そこは反省点でした。撮影中は、その場で考えながらセリフをしゃべっているので、後で観た時に何を言ってるんだろ?ってなったりして面白かったです。
――ポロっと言っちゃった言葉も作品の面白さの1つ?
ちとせよしの:
はい、それが素の私なので、こういう子なんだって知って楽しんでもらえればと思います。
――では、こんな人に観てほしいというのはありますか?
ちとせよしの:
がっつりセクシーな感じじゃないので、1人でちょっと寂しい時とか、初々しい気持ちを取り戻したい方に観ていただければと思います。癒しを求めている方には、ぜひ彼女と付き合いたての楽しさを思い出してもらえたらです。
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