スタフィオ［ライブレポート］満員のO-EASTで祝った3周年記念ワンマン「Zepp Nagoyaでのワンマンライブをもっといいステージにします」

ファンで満員になった会場にSEが流れ始め、綺星★フィオレナードは2020年10月27日に発売した1st EP『FiORéclaD』のリード曲である「Vana Scusa⊿」で記念すべきライブの幕を開いた。

彼女たちの勢いのあるステージングに応えるかのように観客はスタートから総立ち。ライブ序盤から大いに盛り上がりを見せた。

プロデューサー・へなぎが手掛ける、煌めき☆アンフォレントの「覚醒#アイデンティティ」を公式カバーした後、「ti amo tanto…」「aile→Ange:mour」を歌い上げ、一気にスタフィオらしいエモーショナルな雰囲気を作り出す。

MCではメンバーの白瀬乃愛が“とても緊張していますが、今日はたくさん楽しんで、楽しませていきたいです！”と、この日のワンマンライブに対しての意気込みを語った。また、前田優歩は1月末に卒業が決まっており、特に気合いを感じさせるパフォーマンスで魅せていた。

また、メンバーが3人ずつに分かれたユニットパフォーマンスもあり、猫耳を付け黒猫になった橘すず、垣村玲那、小泉花恋がNMB48「妄想ガールフレンド」をカバーし、甘く可愛らしいステージを、また、黒いワンピース衣装に着替えた前田、世良明梨、白瀬乃愛はBiSHの「オーケストラ」をカバーし、圧巻の歌声でファンを魅了した。

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デビュー当時から現在までの秘蔵ライブ映像で構成されたVTRの後は、SEとともに白い衣装を身に纏い、再びステージに登場すると、「Puro☆Unfiore」でライブは後半戦へ。

続き、ハニースパイスRe.と楽曲交換をした「エクストリームラブ」や、Flower Notesの「恋花」を見事にカバーし、「 °Crepuscolo」では、6人の息の合ったパフォーマンスで観客の心を動かした。

煌めき☆アンフォレントの人気曲である「永遠△グラビィティ」「☆高速艇☆-starship-」のカバーではフロアに色とりどりのサイリウムの波が出来上がっていた。勢いそのまま「Nuova★Storia」「fiore d’amore*」で会場のボルテージをますます上げると、「La mia adolescenza」では特攻で金テープを舞わせ、この日1番の盛り上がりに。この熱狂はファンとの一体感を感じさせるものであった。

アンコールのMCでは、白瀬乃愛が“12月27日にあるZepp Nagoyaでのワンマンライブをもっといいステージにします”と宣言。初期メンバーである橘すずも“この先どんなことがあってもスタフィオを守っていきたいです”と心の内を語った。

ラストは「aile←Ave;nir」で飾り、惜しまれつつもこの日のライブに幕を閉じた。

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また、綺星★フィオレナードは12月27日にZepp Nagoyaでのワンマンライブを控えているほか、同ライブの制作費を集めるクラウドファンディングもスタートさせている。